ランボルギーニ ウラカンSTO 公道を走れるスーパートロフェオ!

Lamborghiniの新車情報

ランボルギーニが「ウラカンSTO」を発表しました。
STOは「Super Trofeo Omologata」の略です。ワンメイクレースのスーパートロフェオ車両を公道で乗れるようにしたというコンセプトですね。

今回はウラカンSTOの概要をご覧ください。


エクステリア

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ランボルギーニ ウラカンSTO

バンパー、フェンダー、ボンネットは1ピース構造。

ボンネット上のエアダクトはダウンフォースの生成にも貢献する。リアフェンダーのNACAダクトは静圧損失を30%削減。

フロントフェンダー上のルーバーは、ホイールハウス内の空気を引き抜いてダウンフォースを発生させる。

リアウイングは調整式。

リアフェンダーの後端はスカスカで、リアタイヤが丸見え。ディフューザーは2段式のようだ。

フロントボンネット、フロントフェンダー、フロントバンパーは、1つのコンポーネントで構成されています。
そのため軽量で、メンテナンスの際のアクセス性も良いため、モータースポーツの現場で時間節約が可能です。

数々の空力的改良が施されたことで、全体的なエアフローの効率は37%も向上し、ダウンフォース量はウラカン・ペルフォルマンテに対して53%も増加しています。

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インテリア

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ウラカンSTOのインテリア

ドライブモードセレクターのANIMAは、3つのモードから選択できる。

センターコンソールのやや低い位置に縦型のタッチスクリーンが設置されている。

レーシーなバケットシート。シートベルトは標準で4点式のようだ。

6点式シートベルトに対応する穴が最初から開いている。

ウラカンSTOのドライブモードセレクター「ANIMA」に用意されたモードは、「STO」「トロフェオ」「ピオッジャ(雨)」の3つです。
「STO」はあらゆる道路状況で運転を楽しめる設定、「トロフェオ」はドライのサーキットに合わせた設定、そして「ピオッジャ」はウェット路面に対応シた設定となっています。

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シャシー

外装パネルの75%はカーボンファイバーで製作されており、乾燥車重は1,339kgしかありません。
ウラカン・ペルフォルマンテと比較して43kgも軽くなっています。

フロントガラスもペルフォルマンテ比で20%軽量化。
20インチホイールはマグネシウム製です。
タイヤはブリヂストン・ポテンザで、フロント245/30 R20、リアは305/30 R20です。
ブレーキはブレンボのCCM-Rカーボンセラミックブレーキで、フロントは390φのディスクに6ピストンキャリパーの組み合わせ、リアは360φのディスクに4ピストンキャリパーの組み合わせとなっています。

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パワートレイン

エンジンは5.2リッター・V型10気筒ガソリン自然吸気です。
最高出力は470kW(640ps)、最大トルクは565Nmとなっています。

パフォーマンスは、0-100km/hが3.0秒、0-200km/hが9.0秒、最高速は310km/hです。
ランボルギーニにしては最高速が控えめですが、これはダウンフォース量が多く、空気抵抗が大きいためでしょう。

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価格・発売日

日本価格は3,750万円です。
デリバリーは2021年春から開始されます。

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