ラフィット G-Tec X-Road オフロードのスーパーカー
ラフィット・スーパーカーズという会社が、エンジニアのフィリップ・ゴーテロンが率いるG-Tecと協力し、「X-Road」というオフロードのスーパーカーを発表しました。
今回はその概要をご覧ください。
ラフィット・スーパーカーズとは?
ラフィット・スーパーカーズは、現在ロサンゼルス、マイアミ、バレンシアに拠点を置いています。
ラフィット・スーパーカーズを率いるブルーノ・ラフィットは、1970年代から80年代にかけてF1で活躍したジャック・ラフィット(F1通算6勝)の甥で、ブルーノ自身も10年ほどレーシングドライバーとして活動していたようです。
その後ブルーノは、UAEのZAROOQ MOTORSに加わり、SandRacer 500GTというモデルの開発に関わっていたようですが、発売には至りませんでした。
しかしSandRacer 500GTは、明らかにX-Roadのベースになっています。
ラフィット G-Tec X-Roadの概要
ラフィット・スーパーカーズによると、X-Roadは「初のオールテレーンストリートリーガルスーパーカー」なのだそうです。
ポルシェやランボルギーニのSUVも該当するような気がしますが、彼らのお眼鏡にはかなわなかったのでしょう。
エンジンはGM製のLS3 6.2リッター・V型8気筒ガソリン自然吸気です。
最高出力は720ps、最高速は230km/hとなっています。
X-Roadのシャシーはクロームモリブデン鋼で作られているので、車重が1,300kgしかありません。
よってパワーウエイトレシオはわずか1.8です。
0-100km/hのパフォーマンスは公表されていませんが、かなりの速さであることは間違いありません。
また、オフローダーということで、432mmものサスペンショントラベルが確保されています。
砂丘越えのジャンプも軽々とこなせることでしょう。
インテリアは豪華そのものです。
そのうえ高性能ですから、価格は465,000ドル(記事執筆時点のレートで約5,121万円)からと、かなりの高額になっています。
生産台数は限定30台だそうです。
なお、EV仕様も準備中で、そちらの価格は545,000ドルからとアナウンスされています。
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