アストンマーティン ヴァンテージもF1のセーフティカーを担当

F1

アストンマーティン ヴァンテージが、F1のセーフティカーを担当することになりました。
全23レース中12レースでセーフティカーの任を受け持ちます。
また、メディカルカーもアストンマーティン DBXが担当することになりました。

今回は新しいセーフティカーの概要をご覧ください。


エクステリア

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F1の新セーフティカーとなったヴァンテージ。

スプリッターやグリルが改良され、空力性能が向上している。

ライトバーなどセーフティカーとしての装備を追加しつつ、ダウンフォースも向上させている。

大型のリアウイングを装着している。

リアディフューザーは控えめなデザイン。

こちらはDBXのメディカルカー。

事故現場に素早く駆けつける機動力とユーティリティを併せ持つDBXは、メディカルカーにうってつけだ。

フロントグリルやフロントスプリッター、リアウイングなどを改良したことにより、ダウンフォースがノーマルより60kg以上アップしています。
124km/hで走行している際のダウンフォース発生量は155.6kgだそうです。
ボンネットには熱抜きダクトが新設されており、熱管理システムもヴァンテージGT4と同レベルにアップグレードされているため、全開走行からクールダウンラップ無しでピットインしても、問題が発生することはありません。

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インテリア

シートはFIA公認の6点式ハーネス対応品に交換されており、ダッシュボード上にはラップタイムや各F1マシンのポジション等を表示するモニタが2つ設置されています。
センターコンソールにはライトバーやサイレン、無線等のスイッチパネルが新設されたそうです。

メディカルカーのDBXは、リアシートが取り除かれています。
フロントシートはやはり6点式ハーネス対応品に変更。
あとはヴァンテージと同様のモニタや通信機器が装備されているそうです。

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シャシー

シャシーとサスペンションが補強され、フロントの剛性が向上しています。

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パワートレイン

エンジンは4.0リッター・V型8気筒ツインターボのままですが、最高出力は510psから535psに引き上げられています。
トルクはノーマルと同じ625Nmなものの、トルクバンドは広くなっているようです。

またシフトチェンジ時のダイレクト感が増しており、正確性やコントロール性が向上しています。

メディカルカーのDBXはノーマルから変更はありません。
つまり550ps・700Nmを発生します。

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Posted by dangoliath