ホンダ 新型シビックSi タイプRのパーツを数多く搭載

ホンダの新車情報

ホンダが「シビックSi」を発表しました。
先代と同様に、今世代もおそらく北米専用モデルになると思われます。
新型シビックSiはエンジンや足回りなど多くの部分に改良が施され、かなりスポーティーなモデルに仕上がっています。

今回は新型シビックSiの概要をご覧ください。


新型シビックSiの概要

エクステリア

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新型シビックSi

バンパー等エアロに変更はなさそう。変更点はSiのバッジだけのようだ。

ホイールも標準車と同様だ。

新たに装着されたリアスポイラーは、中央に切り欠きがある。エキゾーストチップは丸形になった。

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インテリア

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新型シビックSiのインテリア

シートはSi専用品。ボディスタビライザースポーツシートというらしい。

シフトレバーはアルミ製。ショートストローク化され、剛性も上がっている。

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シャシー

バネレートは、フロントが+8%、リアが+54%も高められています。
ダンパーも再調整されている上、フロントのアッパーマウントも補強されました。
スタビライザーも強化されています。

コンプライアンスブッシュはシビックタイプRのもので、シビックセダン比で79%も剛性が向上しました。
ちなみにサスペンションのアッパーアームやロアBアームもタイプRのものです。
また、ステアリングシャフトをピニオンギアに接続するトーションバーは、60%も剛性が高められ、ステアリングフィールが改善しています。

ブレーキもアップグレードされ、フロントはφ312(標準車比+30mm)、リアはφ292(同+23mm)の大径ディスクです。
タイヤは235/40 R18のオールシーズンタイヤを履いています。

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パワートレイン

エンジンは標準車と変わらず1.5リッターターボですが、最高出力は202ps(標準車は182ps)、最大トルクは260Nm(同240Nm)に引き上げられています。
最高出力の発生回転数は6,000rpm、最大トルクの発生回転数は1,800~5,000rpmです。

実は先代のSi(208ps)からパワーダウンしているのですが、新型Siでは最大トルク発生回転数を300rpm低下させたり、6,000~6,500rpmでの出力を向上させるなど、パワーデリバリーは良くなっているのだとか。
動力はヘリカルLSDを介し前輪を駆動します。

また、フライホイールがシングルマスフライホイールとなり、先代Siのデュアルマスフライホイールから26%も軽量化されたことで、エンジンレスポンスが改善。
新型シビックはエンジンブレーキが効きにくいという指摘が相次いでいますが、Siではそれが改善されているかもしれません。

6速MTはスローが10%短縮され、シフトレバー取り付けブラケットが高剛性化された結果、シフトフィールが改善しました。アルミニウムシフトノブは革巻きで、感触にもこだわっています。
ちなみにレブマッチングシステムは、タイプRと同じものだそうです。スポーツモード選択時の応答時間はわずか430m/sで、ダウンシフトに合わせてスロットルをブリッピングします。

エキゾーストシステムは、標準車比で排気流量を27%も増加させる新しいデュアルコイルサイレンサーを搭載。キャビン内にはアクティブサウンドコントロールを通じて自然な排気音が生成されます。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていません。

北米では2021年の年末までに発売されます。
日本に導入される可能性は低そうです。

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