日産 サクラ 軽自動車のEVはゲームチェンジャーとなるか

ニッサンの新車情報

日産軽EVの「サクラ」を発表しました。
軽自動車のEVという点が話題ですが、内装の質感も高く、補助金を利用すれば約178万円から購入できるという安さも魅力的です。

今回は日産サクラの概要をご覧ください。


日産サクラの概要

エクステリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

日産 サクラ

VモーショングリルはDRLとなって健在。ヘッドライトは非常にスリムな形状だ。

EVらしくグリルは閉鎖されている。

ルーフラインやウエストラインはデイズに似ているが、ドアパネルのキャラクターラインは異なっている。

エッジの効いたデザインが未来的な印象のリア周り。

床下にバッテリー等があるはずだが、テールゲート開口部下端は比較的低い位置にある。

テールライトは日産の最新デザイン言語が反映されている。

ラゲッジスペース容量は、5名乗車時で107リッターとなっています。

ボディサイズ

寸法と重量
全長(mm) 3,395
全幅(mm) 1,475
全高(mm) 1,655
ホイールベース(mm) 2,495
車重(kg) 1,070~1,080

車重はデイズよりも240kgほど重くなっています。EVの宿命ですね。

目次に戻る

インテリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

日産サクラのインテリア

革巻きというわけではなさそうだが、かっこいいステアリングだ。メーターも大きくて見やすそう。

セレクターレバーは小ぶりなもの。エアコン操作はタッチパネル式のようだ。

カップホルダーにはサクラの花びらがあしらわれている。

運転席側のカップホルダー。手の触れる部分にソフトパッドを使用している。

ドア周りも質感が高い。

この小物入れは、おそらくセンターコンソールの最下段にあるやつ。

目次に戻る

シャシー

最小回転半径はわずか4.8mであるため、取り回しに優れています。

目次に戻る

パワートレイン

モーターの最高出力は64ps、最大トルクは195Nmです。
この数値がICEを搭載した軽自動車ならば、車体が軽量なので十分なパワー・トルクと言えますが、車重1トンを超えるサクラだと非力に感じる場面があるかもしれません。

バッテリー容量は20kWhとかなり少ないので、航続距離はWLTP基準で180kmと短めです。とはいえ通勤や通学の送り迎え、買い物等に使うならば十分な航続距離といえるでしょう。
充電時間は普通充電だとフルチャージまで8時間かかりますが、急速充電を用いれば40分で全容量の80%までチャージできます。

目次に戻る

価格・発売日

価格は「X」が2,399,100円、最上級グレードの「G」が2,940,300円となっています。
「X」にはプロパイロットやアダプティブLEDヘッドライトが装備されていません。なお、プロパイロットパーキングに関しては、どちらのグレードでもオプションとなっています。
ちなみにプレスリリースには「S」という廉価グレードの価格が2,333,100円と記述されていますが、公式サイトには「S」の情報がまだありません。この「S」に補助金55万円を使うと、約178万円から購入できるということらしいです。

日産はサクラの予約注文を既に受け付けています。発売は2022年夏の予定です。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。