ポルシェ タイカン ターボSがニュルで量産EVコースレコードを更新!
ポルシェ タイカン ターボSがニュルブルクリンクの量産EVコースレコードを更新しました。タイムは7分33秒35(コース長20.8km)です。
これまでのレコードホルダーはテスラ モデルS プレイドでした。モデルSプレイドは1,020psという圧倒的なパワーを武器に、7分35秒539を記録していました。
一方、タイカン ターボSは761psとパワーで劣っているにも関わらず、モデルSより2秒以上速いタイムを記録しています。シャシー性能にかなりの差があるのでしょう。
今回はニュルで量産EV最速となったタイカンの概要をご覧ください。
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ニュル量産EV最速のタイカン ターボS
ニュルで量産EVのラップレコードを更新したタイカン ターボSには、新しいパフォーマンスキットとポルシェダイナミックシャシーコントロール(PDCC)が装備されていました。
パフォーマンスキットには、21インチのRS-Spyderデザインホイールと、ピレリ Pゼロコルサタイヤ、そしてポルシェ 4Dシャシーコントロールのソフトウェアアップデートが含まれています。
ちなみにこのパフォーマンスキットは、現在のところドイツでしか提供されていないそうです。また、タイヤは公道走行可能なものの、主にサーキットでの使用を想定して設計されています。
なお、タイムアタックに使用されたタイカンには、安全のためのロールケージとレーシングシート、そしてレース用のシートベルトが装着されていたことも付け加えて置かなければなりません。
「量産EV」ではニュル最速となったタイカンですが、レーシングカーまで含めると、ニュル最速のEVはフォルクスワーゲン ID.Rです。そのタイムは6分05秒34でした。
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