ロールスロイス スペクター 120年以上前の予言がついに成就
ロールスロイスがブランド初のEV「スペクター」を発表しました。
かつてコロンビア・エレクトリック・キャリッジという電気自動車を手に入れたチャールズ・ロールズ(ロールスロイスの共同創業者)は、十分なインフラさえあれば、EVは内燃機関の代替手段になると予言していたそうです。その予言が120年以上の時を経て実現したことになります。
スペクターはファントムクーペの精神的な後継モデルで、ロールスロイスの伝統が受け継がれています。むしろ電動化されたことで、静かでパワフルなロールスロイスの特性が、これまで以上に高められているのです。
今回はロールスロイス スペクターの概要をご覧ください。
ロールスロイス スペクターの概要
エクステリア
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スペクターのCd値はわずか0.25で、ロールスロイス史上最も空力的に優れたモデルとなっています。
ボディサイズ
寸法と重量 | |
---|---|
全長(mm) | 5,453 |
全幅(mm) | 2,080 |
全高(mm) | 1,559 |
ホイールベース(mm) | 3,210 |
車重(kg) | 2,975 |
ちなみにバッテリーだけで700kgもあるそうです。
インテリア
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シャシー
アルミニウム押出材をバッテリーと統合したアーキテクチャを採用しています。剛性はこれまでのロールスロイスから30%も向上しているそうです。
アクティブ制御のアンチロールバーや4輪ステアリング、そしてダンパーは、スペクターの高速な処理機能を用いて制御されます。車体の状態は18個のセンサーで監視され、ステアリング、ブレーキ、パワーデリバリー、サスペンションの各パラメーターが、シチュエーションに応じて適切に調整されます。
パワートレイン
最終的な出力や航続距離についてはまだ調整中とのことですが、目標値は最高出力430kW、最大トルク900Nm、航続距離520km、0-100km/h4.5秒とのことです。
価格・発売日
価格は公表されていません。
スペクターは2023年第4四半期からデリバリーが開始されます。
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