新型ミニ・カントリーマン さらに大きくなったクロスオーバー

BMWの新車情報

新型ミニ・カントリーマンが発表されました。日本では「ミニ・クロスオーバー」という名前で販売されているモデルの最新世代となります。新型ミニクーパーと同じく、BEV(バッテリーEV)のみのラインナップとなりました。

今回は新型ミニ・カントリーマンの概要をご覧ください。


新型ミニ・カントリーマンの概要

エクステリア

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新型ミニ・カントリーマン

EV化されたがエンジングリル風のデザインが施されている

ハッチバックの新型ミニクーパーとは異なり、ヘッドライトは角ばった形状。

横から見るとかなり大きく見える

ホイールは空力に配慮した形状

張り出したリアフェンダーが力強さを演出している

たれ耳みたいな部分がユニーク

リア周りも堂々たる雰囲気がある

リアハッチガラスは垂直に近い角度なので、ラゲッジスペースの使い勝手は良さそう。

ボディサイズ

全長4,433mm、全幅1,843mm、全高1,656mm、ホイールベース2,692mmです。全長に対するホイールベースの割合が大きいのはEVならではといえるでしょう。例えばトヨタ カローラクロスは全長4,490mmですが、ホイールベースは2,640mmとなっています。

車体は大きくなりましたが、空力は向上しています。先代モデルのcd値が0.31だったのに対し、新型は0.26です。

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インテリア

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新型ミニ・カントリーマンのインテリア

ステアリング形状は新型ミニクーパーと同じだ

ダッシュボードはファブリック仕上げ。有機ELの巨大タッチスクリーンが目を引く。

ルーフが高いので室内は広々としている

MINIエクスペリエンスを切り替えれば、室内の雰囲気をガラリと変えることができる。

トグルバーで直観的な操作が可能

インナードアハンドルはおしゃれなデザイン。グラデーション風のグラフィックは賛否あるかも。

シートは形状も新型ミニクーパーと同様に見える

コンソールボックスのフタは引手がユニーク。

リアシートは頭上も足元も広い。パノラミックルーフの開放感も抜群だ。

ラゲッジスペースも十分な容量。リアシートは40:20:40の分割可倒式。リアシートを倒すとフラットになるのも良い。

ラゲッジスペース容量は5名乗車時で460リッター、後席を倒せば1,450リッターまで拡大できます。

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シャシー

高度にプリロードされたスタビライザーを搭載し、ステアリング操作に対するボディのレスポンスを向上させています。また、ステアリングホイールの回転に対するステアリングラック比を55mmとすることでダイレクトなステアフィールを実現しました。
アダプティブダンパーもオプションで装備可能で、その際は車高が15mmローダウンされます。

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パワートレイン

ミニ・カントリーマンEの電気モーターは204ps・250Nmを発生します。バッテリー容量は66.45kWhで、WLTP基準の航続距離は462kmです。
0-100km/hは8.6秒、最高速は170km/hとなっています。

上級グレードのミニ・カントリーマンSE ALL4はAWD(全輪駆動)で、313ps・494Nmを発生します。バッテリー容量はこちらも66.45kWhですが、航続距離はやや短く433kmです。
0-100km/hは5.6秒、最高速は180km/hとなっています。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていませんが、先代モデルよりも高額になるのは間違いないでしょう。

新型ミニ・カントリーマンの生産は2023年11月から開始されます。

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