ホンダ 新型アコード 大柄な見た目に反してスポーティー

ホンダの新車情報

ホンダ新型アコードを発表しました。全長約5mという大型セダンですが、スポーツe:HEVやモーションマネジメントシステムにより、爽快でスポーティーな走りを実現しているのが特長です。

今回は新型アコードの概要をご覧ください。


新型アコードの概要

エクステリア

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11代目となるホンダ アコード。シンプルでスリークなデザインだ。

4ドアクーペ風に見えるリアエンド

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インテリア

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新型アコードのインテリア

タッチスクリーンは12.3インチ

ボディの全長が5m弱もあるので、室内も流石に広い。

ラゲッジスペースにはゴルフバッグを4つ積めるという

ホンダ車として初めてGoogleが搭載されており、GoogleアシスタントやGoogleマップ、Google Playを車内で利用できます。また、スマートフォンで普段利用しているアプリを車内でもシームレスに使えます。

エクスペリエンスセレクション ダイヤルも国内向けホンダ車として初採用。エアコンやオーディオ、照明の色や明るさなどの設定を組み合わせて登録し、1つのダイヤルでまとめて操作できるそうです。

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シャシー

コーナリング時にライントレースしやすくするために、新型アコードにはモーションマネジメントシステムが搭載されています。モーションマネジメントシステムは、これまでのホンダ車にも搭載されていた「アジャイルハンドリングアシスト」に、「前荷重制御」を追加したものです。

アジャイルハンドリングアシストは、ドライバーの操舵量などからヨーレートを予測し、介入が必要だと判断した場合には、コーナーでイン側のホイールに軽くブレーキをかけ、ターンイン時の応答性を向上させるシステムです。また、コーナリングから直進状態に戻るときには、コーナーのアウト側のホイールにブレーキをかけ、ヨーレイトを打ち消して車の挙動を安定させることもできます。
一方、今回追加された前荷重制御は、ハイブリッド車のモーターのトルクとブレーキを統合制御することで、前輪にかかる荷重を増加させ、スムーズなターンインを実現するシステムです。モーターはきめ細やかな制御が可能なため、このようなシステムが可能となりました。前荷重制御が作動すると、最大で0.05Gの減速Gが発生し、前輪荷重が増加します。減速Gがほんの僅かであるため、ドライバーは作動に気づくことはないでしょう。しかしステアリングの手応えは確実に増すため、ドライバーは自信を持って運転することができます。特に滑りやすい路面では効果を発揮するはずです。

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パワートレイン

エンジンは2.0リッター・直列4気筒ガソリン自然吸気で、最高出力147ps、最大トルク182Nmです。モーターは184ps(135kW)・335Nmを発生します。
WLTCモード燃費は23.8km/Lです。

パワートレインにおけるシビック e:HEVとの違いは、ハイブリッドを構成する2つのモーターが、直列ではなく並列に搭載されている点です。エンジンとモーターが同軸上になければ、別個にファイナルギアを設定できるため、それぞれの強みをより活かせるファイナルギア比とすることで、効率を向上させています。
また、排気系の改良などにより、エンジン自体もシビックから僅かながら(6ps)パワーアップしました。

減速セレクターは先代の4段から6段に多段化されました。最も減速度が強い6段にすれば、ほぼワンペダルドライブが可能とのことです。

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先進運転支援システム(ADAS)

Honda SENSING 360を搭載しています。衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、車線維持システムなど、おなじみのものは全て搭載されています。新たに追加されたのは「前方交差車両警報」「車線変更時衝突抑制機能」「車線変更支援機能」の3つです。

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価格・発売日

価格は5,449,400円です。駆動方式はFFのみとなっています。

新型アコードは2024年3月に発売されました。

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