アウディ新型Q3 フルモデルチェンジで流麗なSUVに生まれ変わる【7/25更新】

Audiの新車情報,新車情報

アウディ・Q3がフルモデルチェンジされました。
2代目となるQ3はスタイリッシュなSUVに進化し、BMW X1を追撃します。

このページでは新型Q3について、現在明らかになっている内容をまとめました。
今後も新事実が判明次第、随時追記していきます。

更新情報

正式発表されたエクステリア画像インテリア画像を追加し、ページ内の記述を正式発表されたものに修正しました。また、インテリアのスパイショットは不鮮明だったので削除しました。(2018/07/25)

古いスパイショットを削除し、最新のスパイショットに差し替えました。(2018/07/10)

インテリアのスパイショットと新型SQ3の項目を追加しました。(2018/4/12)

スパイショットを最新のものに差し替え、価格・発売時期の情報を更新しました。(2018/2/20)

スパイショットに最新の画像、シャシーとボディサイズの項目に車重に関する情報、そしてEV仕様に関する情報を追加しました。(2017/10/10)

スパイショットの項目を追加し、シャシーとボディサイズの項目を更新しました。(2017/08/11)


新型Q3の概要

エクステリア

コンセプトモデル

2014年に発表されたアウディ・TTオフロードコンセプトがモチーフになると言われています。
しかしスパイショットを見るかぎりでは、コンセプトほどクーペ風にはならなそうですね。

アウディ・TTオフロードコンセプト

画像の出典: netcarshow.com

目次に戻る

予想CG

Motor1.comの予想CG

画像の出典: motor1.com

Auto Bildの予想CG

画像の出典: AUTO BILD via youtube

Auto Expressの予想CG

画像の出典: autoexpress.co.uk

Auto Bildの予想CGは、実際のデザインにかなり近いと思われます。というのも、Auto Bild紙はアウディのインサイダーから情報を得ており、新型Q3のスペックに関しても、正確な情報を掴んでいるからです。

目次に戻る

スパイショット

ほとんど擬装されていない状態で走行する新型Q3の開発車両。

グリルはQ8のように強調されたデザインになっている。

ボディサイドは抑揚の強いデザイン。ルーフラインはやや尻下がり。

Cピラーの太さが気になる。テールゲートガラスの傾斜は平均的なレベル。

テールライトにはわずかに擬装が残っている。
画像の出典: autoevolution.com

新型Q3は、フラッグシップSUVとして先頃発表されたアウディ・Q8のデザインに影響を受けているようです。

目次に戻る

市販バージョンのエクステリア

ついに登場した新型Q3

フロントグリルはフラッグシップのQ8風になった。

先代モデルよりもかなり力強い外観に変化している。

リアは尻上がりでスポーティな雰囲気。

インテリア

市販バージョンのインテリア

新型Q3の内装。上質感に満ちている。

アウディ・バーチャル・コクピットは当然装備されている。

センターコンソールのタッチスクリーンは8.8インチ。

ホイールベースが伸びたので、リアシートの足元も広くなった。

フロントシート用には2つのUSBポートが確保されています。
そのうちの1つはUSBタイプCです。

リアにも2つのUSBポートがある他、12Vソケットも用意されています。

新型Q3には、Apple CarPlayAndroid Autoも完備。
15スピーカーのバング・アンド・オルフセンサウンドシステムも用意されています。

ラゲッジスペース容量

先代Q3のラゲッジスペース容量は473リッター(欧州仕様)でしたが、新型Q3では675リッター(5名乗車時)となり、大幅に拡大されました。

リアシートを倒した状態の容量も1525リッターと、先代から113リッターも増えています。
ちなみにリアシートは40:20:40の分割可倒式で、150mmの前後スライドが可能です。

目次に戻る

シャシー

シャシーはMQBプラットフォームに変更され、ゴルフ7と同じモジュラープラットフォームとなります。

MQBの採用により、新型Q3は軽量化されるようです。
燃費の向上はもちろん、運動性能にも期待できそうですね。

ボディサイズ

新型Q3は後席のスペースを広げるべく、ボディサイズが拡大されました。
全長は先代比で76mm、ホイールベースは96.5mmも延長されています。

この数値はおそらく欧州仕様のものだと思われるので、日本仕様の正確な寸法はわかりません。
おそらく全長は4480mm前後、ホイールベースは2700mm前後になると考えられます。

新型Q3はBMW X1(全長4430mm)よりもやや大きく、
新型CX-5よりはショート(だけど新型Q3の方がワイド)な車になりそうです。
アウディQ2が発売されたため、新型Q3はワンサイズ上の車に移行するのでしょう。

目次に戻る

エンジン

グレード名 排気量(L) 燃料 最高出力(ps)
TFSI 35 1.5 ガソリン 150
TFSI 40 2.0 190
TFSI 45 230
TDI 35 2.0 ディーゼル 150
TDI 40 190

新型Q3 e-tron

PHV「e-tron」も用意されます。
主に中国向けのモデルになるそうで、2.5TFSIを搭載したPHVが2種類用意されるとAuto Bildは主張しています。

一方Auto Expressは、ティグアンと同じパワートレイン(1.4 TFSI+モーター)を搭載するとみており、燃費は58km/Lになるとのことです

EVバージョンも?

BEV(Battery EV, 普通の電気自動車のこと)もラインナップされる予定です。
Q3 EV(多分こちらもe-tronと呼ばれることになる。ややこしい)は、35.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は300kmになると言われています。

新型RS Q3

2.5リッター・直列5気筒ガソリンターボは、新型SQ3で340ps新型RS Q3では400psの大台に乗ります。
かなりスポーティーな走りが期待できそうですね。

目次に戻る

新型SQ3

新型SQ3の開発車両(出典: autoevolution.com)
リップスポイラーの形状が変更されている。大径ホイールがかっこいい。
ブレーキも大型のものに変更されているようだが、キャリパーのブランド名は隠されている。
テールライトは市販バージョンっぽい。
マフラーは左右に2本ずつだが、フィニッシャーが装着されていないのでわかりづらい。

新型SQ3には、2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボが搭載されます。
最高出力は310psを超えるものになるそうです。

目次に戻る

価格・発売日

発売時期

発売は2018年中頃〜後半になりそうです。
PHVのe-tronは、新型Q3の発売から12ヶ月以内に市場に投入されます。

2018年2月20日追記

アウディは2018年末から、新型Q3の生産を開始します。
生産地は現行Q3の生産を行っているハンガリーになるという説と、同じVWグループのセアトの工場があるバルセロナで生産されるという説があるようですが、アウディはハンガリー工場に700台ものロボットを有する新しいボディショップを建設したため、おそらくはハンガリーで生産されることになるでしょう。

価格

Q2という弟分ができたことから、新型Q3はやや上の車格に移行することになります。
そのため価格に関しても値上げされるようです。

英国価格は27,915ポンドからだと言われています。
記事更新時点のレート(1ポンド=146.33円)で換算すると、約408.5万円です。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。