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デイリーF1ニュース(2017年9月9日号)なぜマールボロはスポンサーを続けるのか?

2017/09/10

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • なぜマールボロはスポンサーを続けるのか?
  • マクラーレン、自社製エンジンを検討か
  • スーパーライセンスはF2卒業必須に?

それではご覧ください。

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なぜマールボロはスポンサーを続けるのか?

F1では2007年からタバコ広告が禁止され、ブランドロゴの表示などはできなくなっています。

にもかかわらず、大手タバコメーカーのフィリップ・モリスは、フェラーリとの契約を更新しました。
同社のブランド「マールボロ」と同じカラースキームは維持されているものの、ブランドロゴを表示できないフェラーリに対して、なぜ年間1億ドル(約110億円)もの巨額を支払い続けるのでしょうか?

ブランドパートナーシップの専門家であるジェームズ・パリッシュ氏によると、実はF1に関わるブランドの40%は、車にロゴを付けていないそうです。
ちょっと驚きですよね。

では何のためにお金を支払っているかというと、フェラーリのスポンサーシップ資産を利用するためなのだそうです。

マールボロは車体にロゴこそ貼れないものの、F1パドックにVIPホスピタリティを保有しており、そこを拠点に大勢のVIPを楽しませています。
フェラーリの車を用いてプレミアムイベントを運営したり、そのイベントにフェラーリのドライバーを招くことも可能です。

このようなイベントにおいてフィリップ・モリスは、タバコ製品の広告宣伝をまったく行っておらず、法律に抵触しない範囲で、フェラーリのスポンサーシップ資産を利用しているのだとか。
販売可能なフェラーリF1マシンの在庫を、フィリップ・モリスが保有していたこともあるようです。

F1のパドッククラブチケットは、3日間で50万円ほどかかります。
レースウィークにはサーキットに多数のVIPを招き、その他にも世界中で特別なイベントを開催することを考えると、フェラーリに1億ドル支払った方が安上がりなのでしょう。

オリンピックも会場には一切のブランドロゴを掲示できませんが、それでもスポンサーになりたいという企業は後をたちません。
フェラーリを支援するフィリップ・モリスは、オリンピックの企業スポンサーみたいなものと考えるべきでしょう。

Source: How can Marlboro still sponsor Ferrari??? | jamescparrish.com

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マクラーレン、自社製エンジンを検討か

来季からルノーにスイッチすると言われているマクラーレンですが、2021年から自社製エンジンに切り替える可能性が出てきました

「われわれは2021年からの新エンジンレギュレーションがどうなるか、独自のエンジンを検討するかどうか、あるいは新規にサプライヤーが参入するかについて興味がある」と語るのは、マクラーレンのエグゼクティブ・ディレクターであるザック・ブラウン氏です。

「だからわれわれは今後3年間に焦点を当て、新レギュレーションが判明次第答えを出すつもりだ。ああ、もちろん、注視しなければならないが」

「F1は2021年以降、予算上限や分配金の配分、新しいエンジンルールなど、非常に積極的な方法で変わるだろう。多くのことが変わるであろう2021年に、何かを決断するのは少し難しい」

「われわれが独自のエンジンを稼働させたことは、これまでにない。だから猶予期間と良い設備投資が必要だ。われわれはそれを行おうと考えている。プラットフォームの理解、ルールの内容、コストの見積もりが必要だ」

とはいえ、エンジンに1億ドル単位の投資をする余力はマクラーレンには無いとブラウン氏は認めており、「新レギュレーションによってエンジンのコストが下がるなら」という条件付きです。

最近のマクラーレンは、捕らぬ狸の皮算用が多すぎる感じがしますね。
「ホンダエンジンが壊れなければ」「ルノーを載せれば」「新レギュレーションでエンジンが安くなれば」と、希望的観測ばかり並べるのではなく、少しでも良い結果を出せるよう、努力すべきでしょう。
意味不明なピット戦略や、遅いピット作業など、改善点はいくらでもあります。

Source: McLaren would consider building own engine | motorsport.com

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スーパーライセンスはF2卒業必須に?

「ペイドライバーばかり」という批判をかわすために導入された、下位カテゴリーのスーパーライセンスポイントシステムですが、F2で獲得できるポイントが大幅に増やされ、F2で活躍しなければF1に行けない仕組みになりそうです。

これによりF2の価値は飛躍的に増します。
しかしF2は参戦費用が高くつくことで有名なシリーズですから、お金が無いとステップアップできません。
F2に場を移して、ペイドライバー問題が再燃するだけです。

スーパーフォーミュラは元々スーパーライセンスポイントの配分が少ないので、それほど影響を受けないと思いますが、ヨーロッパのビッグフォーミュラ(フォーミュラV8 3.5など)は、壊滅的なダメージを受けてしまうかもしれません。
FIAは自ら主催するカテゴリー以外に興味が無いようです。

Source: F2 to become “almost compulsory” after F1 superlicence overhaul | motorsport.com

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前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年9月8日号)MotoGPライダーたちはF1に不満たらたら

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