新型アウディA1 エンジン、プラットフォーム、スタイリングの全てを一新! 【6/18更新】

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アウディのコンパクトハッチバックであるA1が、いよいよフルモデルチェンジされます。
その2代目となる新型A1のオフィシャル画像が流出しました。

今回は新型A1のリーク画像と、予想されるスペックについてお伝えします。

更新情報

エクステリアのリーク画像インテリアのリーク画像を追加しました。(2018/6/18)

スパイショットを最新のものに挿し替えました。(2018/4/25)

スパイショットを追加し、ページ全体の内容を最新の情報に更新しました。(2018/2/17)


新型A1の概要

エクステリア

リーク画像

ついに全貌が明らかになった新型A1

DRLのデザインのおかげで表情が豊か。

サイドの造形も凝っている。ポロとの違いは明確だ。

テールランプのLEDも複雑な形状をしている。

スパイショット

新型A1 (出典: motor1.com)
アグレッシブなフロントバンパー。まるでシビックハッチバックのようだ。
ホイールがかっこいい。オーバーハングの短さにも注目。
リアスポイラーの中央には切り欠きがある。Cピラーは太め。
マフラーは左側から2本出し。

新型A1の特徴としては、極端に短い前後オーバーハングが挙げられます。

A1のようにコンパクトなボディサイズの車は、室内が狭くなりがちです。
しかしオーバーハングを徹底して切り詰めて、前後の車軸とホイールハウスを外に押し出せば、室内スペースを広く取ることができます。
新型A1は全長が4000mm以上に拡大され、ホイールベースは94mmも延長されるため、室内もかなり広くなるはずです。

ルーフラインもやや尻下がりなくらいなので、後席の頭上にも十分なスペースが確保されていることでしょう。

一方、フロントウィンドウはかなり傾斜しており、スポーティーな印象です。
リアウィンドウの傾斜も結構あるので、荷室の高さには期待できないかもしれません。

なお、新型A1では5ドアモデルのみがラインナップされ、3ドアは販売されません。
そのためアウディは「A1スポーツバック」と呼称しているようです。

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インテリア

リーク画像

新型A1のインテリア

イエローのボディカラーのインテリアには、イエローの差し色が使われるようだ。

リアシートの足元には十分な広さが確保されている。

荷室もこのクラスとしては広めだ。

後席を倒してもフラットにはならないようだ。

新型A1のインテリアは、現行型よりも高級路線になると言われていきましたが、リーク画像がその噂を裏付けてくれました。

初代A1(2015年型)のインテリア。今見ると隔世の感がある。

アウディは、A1の下に全長4メートル未満の新しいモデルを追加する可能性が高く、それを受けてA1は、さらにプレミアム感を増すことになったようです。
デザイン的にはSUVのアウディQ2のようにビビッドなものになると予想されてきましたが、こちらもそのとおりでした。

新型A1ではバーチャルコクピット(液晶のメータークラスター)を選択できる他、最新のMMIインフォテイメントも利用可能です。
もちろんAndroid AutoやApple CarPlay、MirrorLinkなどのスマートフォンとの連携機能も備わっています。

室内が広くなるのに併せて、ラゲッジスペースも300〜350リッターに拡大される(現行型A1スポーツバックは270リッター)ようです。

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シャシー

新型ポロと同じく、フォルクスワーゲンのMQB A0プラットフォームが採用されます。

これにより新型A1のホイールベースは現行型から94mm延長され、2564mm(欧州仕様車)となるようです。

新しいプラットフォームは、床材にアルミニウムとホットスタンプ材を組み合わせています。
また、車体構造も見直され、ねじり剛性が大幅に向上しているようです。
アウディのインサイダーによると「運転すれば即座にわかる」ほどの違いがあるのだとか。

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パワートレイン

1.0リッター・直列3気筒ガソリンターボと、1.5リッター・直列4気筒ガソリンターボの2つに関しては、確実にラインナップされます。
前者は116ps、後者は150psです。
マイルドハイブリッドにより、実燃費で25km/L程度になるという情報もあります。

S1用にはハイパフォーマンスな2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボが搭載されます。
こちらは250ps以上の高出力になるでしょう。
S1の駆動方式はもちろんquattroです。

ディーゼルに関しては、一部の市場でラインナップされないと言われています。
その「一部の市場」には、日本も含まれている可能性が高そうです。

プラグインハイブリッド仕様の「e-tron」もラインナップに加わるはずですが、今のところ情報はありません。

トランスミッションは6速マニュアル7速デュアルクラッチトランスミッションの「Sトロニック」が用意されますが、日本仕様のマニュアル搭載は期待薄です。

初代A1には、トップグレードのS1のみにquattroが用意されていましたが、新型A1では各グレードにquattroがオプションで追加されます。
新型A1のquattroは、電子制御油圧多板クラッチを用いた高性能な4WDシステムです。

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価格・発売日

現行型よりも高級路線にシフトするということで、価格はやや値上がりするでしょう。
現行型は249〜329万円という設定ですが、ワンランク上にシフトすると思われます。
ただしアウディQ2(299〜490万円)よりは安くなるはずです。

ワールドプレミアは2018年10月のパリ・モーターショーが有力視されています。
発売は2018年前半後半とのことですが、日本導入は少し遅れるかもしれません。

初代A1はベルギー・ブリュッセル工場で生産されてきましたが、2代目A1はスペイン・マルトレルに移管されます。
ブリュッセル工場が電動SUV「e-tron」の生産を新たに始めるためです。

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