SPオートモーティブ カオス 3,000馬力オーバーの「ウルトラカー」

2021年10月11日他メーカーの新車情報ウルトラカー, スポーツカー

SP Automotive Chaos Front three quarter

ギリシャのスタートアップ企業であるスパイロス・パノプロス オートモーティブ(以下、SPオートモーティブ)が、カオス(chaos)という車を発表しました。
同社はカオスが世界初の「ウルトラカー」であると主張しています。ハイパーカーを超える存在だと言いたいわけですね。カオスは3,000psを発生する車ですから、ウルトラカーだと主張する根拠は十分にあるといえます。

今回はSPオートモーティブ カオスの概要をご覧ください。

更新情報

新たに公開された画像と差し替え、スペック等を修正しました。(2021/11/02)

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SPオートモーティブ カオスの最新情報

エクステリア

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SP Automotive Chaos Front three quarter
SPオートモーティブ カオス

SP Automotive Chaos Front
F1にインスピレーションを得たというデザインだが、どちらかというとル・マンプロトタイプ(LMP)のように見える。

SP Automotive Chaos Side
直線的なラインで構成されたデザインだ。

SP Automotive Chaos Rear fender
フェンダーの張り出し具合がすごい。特にフロントフェンダーは完全に独立している。

SP Automotive Chaos Rear
T字型に配置されたテールライトが特徴的。

SP Automotive Chaos Teaser Taillight
イソギンチャクのようなテールライト

SP Automotive Chaos Teaser Tailpipe
センター出しのクアッドエキゾースト

SP Automotive Chaos Top
リアエンドはほぼ真四角だ。

全長は5,053mm、全幅は2,068mm、全高は1,124mm、ホイールベースは2,854mmとなっています。車重は2,000ps仕様の「Earth」が1,388kg、3,000ps仕様の「ゼロ・グラビティ」が1,272kgとかなり軽量です。

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インテリア

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SP Automotive Chaos Interior
カオスのインテリア。意外にも開放感があって視界も広い。

SP Automotive Chaos Seat
ビルトインされたシート。

SP Automotive Chaos Console
センターコンソールは幅が狭いデザイン。

SP Automotive Chaos Pedal
ペダルも3Dプリンターで製造されている。

SP Automotive Chaos Mirror
ルームミラーも3Dプリンターで出力されたものだ。

SP Automotive Chaos Steering
操縦桿のようなステアリングも3Dプリンター製。メーターだけでなく、AR(拡張現実)による表示もある。

SP Automotive Chaos Display
ダッシュボードにはワイド液晶が2つ。左端は指紋認証式のエンジンスタートスイッチ。

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シャシー

モノコックはザイロンで製作されています。
ザイロンは、最高レベルの引張強度と弾性率を持つ繊維で、防弾チョッキなどに使われている素材です。

ボディーワークはカーボンファイバーやケブラーで構成されています。
一方、機械部品は3Dプリントされたチタンやマグネシウムです。

サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン。
ブレーキディスクはカーボンセラミック製で、フロントは482φ、リアは442φというサイズ。
ブレーキキャリパーはマグネシウムを3Dプリントして製作されています。

SP Automotive Chaos Teaser Brake
3Dプリントで製作されたマグネシウム製ブレーキキャリパー

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パワートレイン

エンジンは4.0リッター・V型10気筒ガソリンツインターボです。
2,077ps・1,389Nmの「Earth」と、3,107ps・1,984Nmの「ゼロ・グラビティ」という2つの仕様があります。
ピストンやコンロッド、カムシャフトなどは、チタンを3Dプリントして製作されています。
ギアボックスは8速デュアルクラッチトランスミッションです。

SP Automotive Chaos Teaser Piston
3Dプリントされたエンジン内部のチタンパーツ

パフォーマンスは、ゼロ・グラビティの0-100km/hが驚異の1.55秒! 0-300km/hでもわずか7.1秒しかかかりません。また、カオスはニュルブルクリンク・ノルドシュライフェにおけるプロダクションカーのラップレコード(6分43秒616)を更新しようとしています。
SSCトゥアタラが持つ世界最高速度記録(455.3km/h)や、1/4マイル加速の市販車記録(8.58秒)を破る計画もあるようです。
創業者のスパイロス・パノプロス氏は、カオスの最高速が500km/hオーバーだと主張しています。

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価格・発売日

価格は2,000ps仕様(Earth)が550万ユーロ(約7.1億円)、3,000ps仕様(ゼロ・グラビティ)が1,240万ユーロ(約16.1億円)という途方も無い金額です。

カオスは2021年11月1日に発表されました。
カオスは既に最初の注文が入っており、2022年初頭のデリバリーが予定されています。今後は各大陸ごとに20台ずつ生産する計画で、それらはサザビーズによって独占的に販売されます。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。

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Posted by dangoliath