デイリーF1ニュース（2017年9月13日号）ポルシェがレッドブルを買収？
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ポルシェがレッドブルを買収？
- フォーミュラEの前座レースをジャガーのSUVで
- パーマー「シンガポールで良い思い出を」
それではご覧ください。
ポルシェがレッドブルを買収？
ポルシェがレッドブルF1を買収するのではないかという噂が広まっているようです。
その場合はエンジンだけでなくシャシーも製造する形で、2021年からF1に参入することになります。
とはいえ2019年からフォーミュラEに参入するポルシェが、その直後にF1参戦というのはちょっと考えにくいです。
F1のコスト削減や予算制限の実現が前提条件でしょう。
買収が成立した場合には、ポルシェは現在のチームの主要メンバーを残すことを考えているようです。
つまりクリスチャン・ホーナー氏やエイドリアン・ニューウェイ氏は、そのままポルシェ・チームの舵取りを行うと言われています。
また、ホンダがトロロッソを買収するという話もでているようです。
話の真偽はともかく、レッドブルがF1から徐々に手を引こうしているのは間違いなさそうです。
Source: Red Bull buyout by Porsche thesis gathers pace | en.f1i.com
フォーミュラEの前座レースをジャガーのSUVで
現在はF1の前座レースとして、F2やGP3が行われていますが、古の昔にはBMW M1によるプロカー・レースが行われていたこともあります。
盛り上がりを見せるフォーミュラEでも、シーズン5（2018-19）から前座レースが始まります。
しかしそのマシンが、ジャガーの電動SUV「I-PACE」だと言うのですから驚きです。
ジャガーI-PACE eトロフィーと名付けられたこのシリーズでは、フォーミュラEと同じ公道コースを用いて、練習セッションと予選、そして30分間のレースを行います。
I-PACEレースカーは、400ps・700Nm程度の出力になるようです。
コーナリングはともかく、加速性能は相当なものになるでしょう。
今から楽しみですね。
Source: Jaguar 'Arrive and Drive’ support series for Formula E | pitpass.com
パーマー「シンガポールで良い思い出を」
カルロス・サインツが噂どおりにマレーシアGPからルノーに乗ることになるなら、シンガポールGPはジョリオン・パーマーにとってルノーでのラストレースとなります。
しかし今後のキャリアを考えれば、2017年をノーポイントのままで終わる訳にはいきません。
幸いにもシンガポールは、パーマーにとって相性の良いサーキットのようです。
2013年のGP2では優勝しています。
「実際、ここで2度レースしたけど、どちらも良かったんだ」とパーマー。昨年は10位入賞でした。「もっと良い思い出を作れるといいね」
「夜間はサーキットがハッキリと見えるからクールな気分になれるけど、背景が暗闇なので視線を誘導されやすい」
「グランドスタンド前の最終セクターは本当にチャレンジングだよ。橋を越えると狭いから、知恵が必要だ」
「完璧なラップをつなぎ合わせるのはとても困難だ。ラップの中盤にある橋を越えた所は、ブレーキングしながら右に曲がるので、ホイールをロックさせやすく難しい。そして最終セクターはとても狭くてツイスティだ」
シーズン途中でシートを失うかもしれない状況では、落ち着いてドライブすることなどできないかもしれませんが、がんばってもらいたいものです。
Source: Palmer out to generate 'more good memories’ in Singapore | en.f1i.com
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