ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレーク ワゴンなのに2人乗り!?
アストンマーチンとザガートのコラボレーションが、また新たなモデルを生み出しました。
ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークは、その名のとおりステーションワゴンタイプの車なのですが、なんとこの車、ドアは2枚(テールゲート除く)しか無く、しかも2人乗りです。
今回はヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークの画像と、概要についてお伝えします。
エクステリア
見た目はステーションワゴンですが、中身は2シーターのGTカーです。
アストンマーチンは「個人的かつ非常に実用的なGT」だと主張しています。
ボディパネルは全てカーボン製だそうです。
ルーフがダブルバブル風になっているのが面白いですね。
本来ダブルバブルルーフは、全高の低いスポーツカーやレーシングカーにおいて、乗員のヘッドスペースを稼ぐために用いられるものです。
ダブルバブルの部分もカーボン製ですが、ルーフの中央(凹んでいる部分)は室内に光を取り入れるべく、ガラス製になっています。
特別に用意されたラゲッジセット(多分旅行カバンのようなもの)もあるようで、それらはラゲッジスペースにピッタリと収まるように設計されているとのこと。
テールゲートはもちろん電動で開閉可能です。
エンジン
エンジンは他のヴァンキッシュ・ザガートと同じく、5.9リッター・V型12気筒ガソリン自然吸気が搭載されます。
600ps・を誇るV12ですが、シューティングブレークの0-100km/h加速は、スピードスター(3.7秒)やヴォランテ(3.7秒)よりも、やや遅くなると見られています。
価格・発売時期
シューティングブレークの価格は、75万ポンドだそうです。
1ポンド=150円換算だと、なんと1億1125万円!
よくフェラーリなどの価格を「家が建つほど」だと表現しますが、ザガートなら「豪邸が建つ」というべきでしょうね。ちなみにヴァンキッシュ・ザガート・ヴォランテは、50万ポンド、スピードスターは130万ポンドでした。
注文はすでに受け付けているようですが、99台限定だそうです。
なのでヴォランテやスピードスターと同じく、即座に完売すると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。