デイリーF1ニュース(2017年12月10日) ボッタス「チーム以外からの評価は気にしない」

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • ボッタス「チーム以外からの評価は気にしない」
  • 2017年はF1の観客動員数が増加!
  • ハミルトンは2020年までF1に残る

それではご覧ください。


ボッタス「チーム以外からの評価は気にしない」

メルセデスバルテリ・ボッタスは、F1各チームのボスが投票する今年のベストドライバーランキングで、なんと10位でした。
コンストラクターズ・タイトルを獲得したチームに所属しているドライバーの評価がこれほど低いというのは、かなり珍しいことです。
ちなみに昨年は9位だったので、上位チームに移籍したにもかかわらず、評価を下げたことになります。

「ここにはいつもあらゆる種類の投票が詰め込まれている」と、ボッタスはパリで行われたFIAの表彰式で語りました。

「私はそれ(ベストドライバー投票の順位)について考えていない。たとえ順位が低かったとしても、そのことについては考えていないんだ」

「本当に重要なのは、私がどのようにトラックで成果を上げているか、この先あと何勝できるかということだ」

「主要なことはチーム内にある。彼らは私のパフォーマンスレベルを正確に知っており、私ができることを知っている」

ボッタスはセカンドドライバーとしては上手くやっていると思います。
しかしファンや関係者が彼に期待していたのは、ニコ・ロズベルグのシートを引き継いだドライバーとして、ルイス・ハミルトンにプレッシャーをかけることだったはずです。
今年のボッタスは贔屓目に見ても、チャンピオン候補と呼べるようなドライバーではありませんでした。

Source: Bottas ignores low rating given by F1 team bosses | en.f1i.com

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2017年はF1の観客動員数が増加!

各チームに支払われる分配金が減るなど、現在のF1の経済状況は芳しくありません。
しかし観客は徐々にサーキットへと戻りつつあります。

2017年の観客動員数は、前年と比べて8%の増加となりました。
実に20レース中13レースで、観客の数が増えているのです。

観客数の伸びが著しかったのは、カナダ、オーストリア、アゼルバイジャンでした。

20レース中最大の動員数を叩き出したのはイギリス(344,500人)でしたが、前年比で見るとやや減少しています。

一方、もっとも観客数を減らしたのはアメリカで、11,889人もの観客を失っています。
日本も減少傾向に歯止めがかからず、今年の観客動員数は前年比−8,000人の137,000人でした。

2017年の各GP平均観客動員数は203,570人だそうです。
決勝レース日の平均は76,722人でした。

観客動員数が増加したのは喜ばしいことですが、F1の最大の収入源は放映権料なので、視聴率が回復しないことにはどうにもならないでしょう。
そもそもチケット収入を手にするのは現地のプロモーターであって、F1ではありません。
F1は開催権料という形で、サーキット側から事前に支払いを受けているだけです。

Source: Formula 1 attendance figures on the rise in 2017 | en.f1i.com

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ハミルトンは2020年までF1に残る

4度目の世界タイトルを獲得したルイス・ハミルトンですが、レースへの情熱は少しも衰えていません。

「将来の自分のことを考えている」とハミルトン。「早く引退した人、遅く引退した人の両方と話をしたのだけれど、みんな揃ってできる限り長く留まるように言うんだ」

「でもそうはなりそうにない。シーズンはますます長くなっているし、F1の外でも何かしたい、それらには僕のエネルギーと時間がかかる」

「僕は今やっていることを楽しんでいるし、このチームと一緒にいることを楽しんでいる。僕はレースが大好きだ」

「車は少なくとも2021年まではこのルールに基づく形になっているが、それまでの間はまだ(F1に)いると思う」

「知ってる? おそらく2021年には、僕はジョージ(ラッセル)にバトンを渡すことになるってことを」

2020年末まで走り続ければ、ハミルトンは最大でタイトル獲得数を「7」まで伸ばす可能性があります。
ミハエル・シューマッハの記録に肩を並べるかもしれないわけですが、当のハミルトンは「狂ってる。僕の周囲の人間は『8回獲れ』とまで言ってる」と語っています。

Source: Lewis Hamilton expects to remain in Formula 1 until at least 2020 | autosport.com

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