アストン・マーチン DBSスーパーレジェーラ 伝説の車名がついに復活!【6/27更新】

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アストン・マーチンヴァンキッシュをリプレースするモデルとして、DBSを復活させます。
2007年に発売されたDBSも、初代V12ヴァンキッシュの後継モデルでしたが、再び同様のバトンの受け渡しが行われるようです。

しかし今度のDBSは、名前も新たにDBSスーパーレジェーラとして登場します。

アストンマーチンはこれまでにもDB4DB5DB6 Mark 1、そしてラゴンド・ラピードなどに、スーパーレジェーラの名称を使用してきました。

DB5ヴァンテージ・スーパーレジェーラ By order_242 from Chile [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

イタリア語で「超軽量」を意味するスーパーレジェーラのバッジを付けたDB4は、イタリアのコーチビルダー「カロッツェリア・トゥーリング」製のライトウェイトボディだったことで知られています。
だからイタリア語が使われているわけですね。
ちなみにDB5以降は、トゥーリングのライセンスを受けたアストンマーチンが生産していたようです。

今回はアストン・マーチン DBSスーパーレジェーラの概要と、「ヴァンキッシュ」という名称の今後についてお伝えします。

更新情報

価格に関する情報を更新しました。(2018/06/27)

正式発表された画像に差し替え、パワートレインに関する情報を修正しました。(2018/06/26)

DBSスーパーレジェーラ・ヴォランテのスパイショットと、インテリアの項目を追加しました。(2018/05/16)


DBSスーパーレジェーラの概要

エクステリア

DBSスーパーレジェーラ

現行のどのアストンマーチンよりも、フロントの開口部が大きい。

集合体恐怖症にはつらいフロントグリル。

フロントフェンダーのデザインはかなりエグい。

フェンダーの上部はルーバー形状になっている。

ディフューザーはそれほど過激ではない。

荷物も結構積める。

スポイラーは控えめ。

テールランプは新型ヴァンテージのような薄型のもの。

パフォーマンスに主眼を置くとは言え、DBSスーパーレジェーラはあくまでGTカーなので、2+2の座席レイアウトを踏襲します。

過激なエアロパーツを装着しているわけではありませんが、最高速時に180kgのダウンフォースを発生するそうです。

車重は1693kgと、V12エンジン搭載車としては比較的軽量に仕上がっています。

DBSスーパーレジェーラ・ヴォランテのスパイショット

DBSスーパーレジェーラ・ヴォランテ
巨大なブレーキキャリパーが、この車のパフォーマンスを裏付けている。
ソフトトップだが違和感は全く無い。
クーペと同じく、ガーニーフラップのようなリアスポイラーが装着されている。
このヴォランテのマフラーは、外側の口径が小さくなっている。
出典: autoevolution.com

DBSスーパーレジェーラにも、オープンカーの「ヴォランテ」が設定されるようです。
車のパフォーマンスからすると、世界最速のオープンカーになるかもしれません。

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インテリア

刷新されたインテリア。

基本的には他のアストンマーチンと同じだが、細部は明らかに異なる。

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パワートレイン

エンジンはDB11に搭載されている5.2リッター・V型12気筒ツインターボとなります。
最高出力は725ps、最大トルクは900Nm! です。
0-100km/hは3.4秒となっています。

トランスミッションは8速ATです。

価格・発売時期

2019年初頭にデリバリーが開始されます。

英国価格は225,000ポンドだそうです。
1ポンド=145円換算だと、3262.5万円となります。
DBSスーパーレジェーラがライバルとしているフェラーリ・812スーパーファストの英国価格が253,000ポンド、日本価格が3910万円なので、価格競争力はかなり高そうです。

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「ヴァンキッシュ」の今後

ヴァンキッシュ S

DBSスーパーレジェーラと交替するヴァンキッシュ。
「ヴァンキッシュ」という名前を持つ車種が、今後復活することはあるのでしょうか?

英国の自動車メディアであるAutocarは、アストン・マーチンが開発中のミッドシップ・スポーツカーに、ヴァンキッシュが用いられると報じています。
このミッドシップ・スポーツカーは、レッドブルと共同開発しているハイパーカー「ヴァルキリー」の小型版である、通称「ベイビー・ヴァルキリー」のことでしょう。
アストン・マーチンの内部関係者も「ミッドシップ・スポーツカーはDBSスーパーレジェーラよりも高価なモデル」だと示唆しているので、間違いないと思います。

ミッドシップ・スポーツカーがどのような車になるかはまだ判明していません。
フェラーリ・488GTBや、マクラーレン・720Sをベンチマークに開発が進められているという噂もあります。
アストン・マーチンは、フェラーリの最高技術責任者だったMax Szwaj氏を2016年に引き抜いているので、跳ね馬のような方向性の車になるのかもしれません。

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