デイリーF1ニュース(2018年6月2日)ハミルトン「フェラーリが最強」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ハミルトン「フェラーリが最強」
- ルノーの新しいパワーユニットは誰から使う?
- ヴィルヌーブ「フェルスタッペンよりもリカルドが優れている」
それではご覧ください。
ハミルトン「フェラーリが最強」
スペインGPではフェラーリに圧勝したメルセデスですが、ルイス・ハミルトンはフェラーリの優位性を確信しているようです。
「それは間違いなく三つ巴戦だ」とハミルトン。「フェラーリは依然として最強だと思う」
「彼らの車はモナコで速かったし、これまでのシーズンを通して良く機能していた。彼らが何度かボールを落としたことで、僕たちは利益を得たけどね」
「僕の言いたいことをわかっていて、みんなが(フェラーリと)同じ仕事をしていたのなら、僕たちはもっと前進していただろう」
「だからフェラーリはまだ最強だと思う。そしてセバスチャン(ベッテル)も最強の仕事をしている。でもそれは三つ巴の戦いなんだ」
「レッドブルはある段階でアップグレードする可能性を秘めている。次のレース(カナダ)ではエンジンのアップグレードを考えているだろうから、そのパフォーマンスを見るのは面白いだろうし、今年はさらに強くなるだろうと思う」
「モナコのレースはエキサイティングではなかったが、ファンがこの戦いを見るのは素晴らしいことだ」
モナコではまたもやタイヤに苦しめられたため、ハミルトンとしては次のカナダも不安でしょう。
何せ同じタイヤ(ハイパーソフト、ウルトラソフト、スーパーソフト)を使うのですから。
Source: Hamilton enjoying the “biggest challenge" | pitpass.com
ルノーの新しいパワーユニットは誰から使う?
ルノーもホンダと同じく、カナダGPでパワーユニット(PU)のアップデートを行う予定ですが、誰に、そしていつどこで導入するかは、まだ決めていないそうです。
「われわれは新しいスペックのエンジンを持っている」と語るのは、ルノー・スポールF1のシリル・アビテブールです。
「われわれはまだ導入を認めていない。全ての車の走行距離が同じではないからだ。そのため新しい仕様をいつどこで導入するか正確に見極めていく」
「サプライチェーンの調達に関する最後の報告からすると、6基のエンジンを用意できると私は思う」
「しかしそれは計画としてだ。6台の車全てに、特にレッドブルにそれを導入するのが本当にベストというわけではない」
「われわれはそれを調べる必要がある。チームとのパートナーシップを念頭において作業し、全体の結果に対して最善を尽くそうとしているところだ」
レッドブルのダニエル・リカルドや、マクラーレンのストフェル・バンドーンは、今季すでにPUのエレメント交換を行っています。
よって今後のことを考えてアップデートを行わなければ、余分なペナルティもらうことになるのです。
信頼性が低いと、アップデートすらままなりません。
Source : Renault yet to decide who gets new-spec engine in Canada | f1i.com
ヴィルヌーブ「フェルスタッペンよりもリカルドが優れている」
1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーブが、レッドブルの2人のドライバーを比較しています。
「マックス・フェルスタッペンは毎レース間違いを犯し、そしてそれは常に起こっている。良い兆候ではない」とヴィルヌーブ。
「例えばバクーでは、ダニエル・リカルドはチームメイト同士のクラッシュの被害者になった。彼には何の落ち度もなかったのに」
「ドライバーが頻繁にミスを犯しているときには、速く走るよりもまず落ち着かなければならない」
「リカルドのレベルに達するために、マックスはより多くのリスクとチャンスを取らなければならない。それはひとつのことを指し示している。マックスにとっては(速く走ることが)ダニエルほど簡単ではないんだ」
フェルスタッペンは確かに速いのですが、リカルドがチームメイトと同じくらいリスクを取っているかというと、確証は持てません。
フェルスタッペンの速さは、単に彼がリスクを取りすぎているだけなのかもしれないのです。
Source: VILLENEUVE: MAX IS NOT AS GOOD AS DANIEL SIMPLE AS THAT | grandprix247.com
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。