貴重な名車 アストンマーティン DB6ヴォランテをEV化!
アストンマーティンが、1970年型のDB6ヴォランテに、電動パワートレインを移植したモデルを発表しました。
将来的に内燃機関車が規制で走れなくなる可能性を考慮し、開発されたということです。
今回はDB6ヴォランテEVの概要についてお伝えします。
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DB6ヴォランテEVの概要
車の外観は、オリジナルから全く変わっていません。
ベースとなっているのは1970年型のDB6ヴォランテ MkⅡで、画像からすると高出力な「ヴァンテージ」のようなので、29台しか生産されていないはずです。
ちなみにスタンダードなDB6ヴォランテを合わせても、合計で140台しか生産されていません。
そんな貴重なモデルをEVにしてしまうなんて、なんだかもったいないような気がしますが、今回アストンマーティンが導入した電動パワートレインはカセット式で、取り外せば元に戻せる可逆的なものなのだそうです。
このカセットは、元のエンジンとトランスミッションのマウント上に設置されており、システムは完全に自己完結しているのだとか。
もちろん、車の電装品に電力を供給することも可能です。
このパワートレインを除くと、この車でオリジナルと異なる部分は、電力管理用のスクリーンだけだといいます。
「我々は来るべき年に、古典的な自動車の使用を制限することになるという、環境的および社会的圧力を認識している」と語るのは、アストンマーティンのCEOであるアンディ・パーマーです。
「我々の2世紀目の計画は、新モデルと将来のモデルだけでなく、貴重な遺産を保護することにある。これがアストンマーティンをユニークなものにするだけでなく、この分野における先見的なリーダーシップであると信じている」と語っています。
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