ホンダが2025年までに20もの電化モデルを中国市場に投入!
ホンダが2025年までに、中国市場に20以上もの電化モデルを投入すると発表しました。
当然その中には、BEV(Battery EV, 完全な電気自動車のこと)も含まれています。
2018年に中国市場で年間10万台以上の販売台数を記録したホンダ車は、実に7車種に及んでいます。
シビックは中国で年間20万台を突破した初のホンダ車となりました。
ホンダにとって中国は、もはや無くてはならない重要な市場となっています。
今回は、中国市場におけるホンダの電化戦略についてです。
中国におけるホンダの電化戦略
BEVラインナップの拡大
現在ホンダが中国市場で販売しているBEVは、EVERUS VE-1(理念 VE-1)と呼ばれる車種のみです。
このEVERUS VE-1のプラットフォームを用いたBEVを、2019年中にも投入する計画です。
新たなBEVは、カーシェアリングサービスに利用されるといいます。
EVERUS VE-1はヴェゼルサイズのBEVなので、コンパクトなBEVとなることでしょう。
また、東風ホンダとホンダ・モーター・チャイナ・テクノロジーが共同開発したBEVも、2019年中に投入される予定です。
ハイブリッドラインナップのさらなる拡充
中国では、ホンダのハイブリッドカーが好調です。
2018年12月に中国で販売されたCR-Vのうち、売上高の20%以上がハイブリッドでした。
ホンダは同社のハイブリッドシステムであるSPORT HYBRID i-MMDを搭載した車種を、中国市場にてさらに拡大する予定です。
プラグインハイブリッドも
2020年には、i-MMDベースのプラグインハイブリッド(PHEV)も中国市場に投入されます。
同じパワートレインを搭載した車種は、おそらく日本市場にも導入されるはずです。
運転支援システムのアップグレード
現在のホンダ車には、「Honda SENSING」という先進運転支援システム(ADAS)が搭載されていますが、ホンダはそのアップグレード版を現在開発中だそうです。
アップグレード版はおそらく、テスラのオートパイロットや日産のプロパイロットのような、自動運転システムになるでしょう。
ただし、それがレベル2(部分自動運転)なのか、レベル3(条件付き自動運転)なのかはわかりません。
レベル3は技術的には可能でも、法的な問題があって市場に導入できないという問題を抱えているからです。
Over The Airも
Honda CONNECTを利用して、オンラインで車載システムのアップグレードを行うことができるOTA(Over The Air)も実装される予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。