カマロ危うし!?フォード・マスタングがビッグマイナーチェンジ!
フォード・マスタングがマイナーチェンジ(M/C)され、大幅に改良されました。
エクステリア、インテリア、パワートレイン、サスペンションと、ほぼ全ての領域で大きな変化を遂げています。
今回は新型マスタングの変更点の数々をまとめました。
M/C前モデルとのエクステリア比較もあります。
新型マスタングのエクステリア
フロントマスクのデザインが変更され、ノーズ先端は20mm低くなりました。
ボンネットダクトやバンパーのデザインも新調されています。
ヘッドライトとテールライトが完全にLED化されました。
また、マスタングのアイデンティティでもあるテールライトの「トライ・バー」は、Cシェイプへと形を変えています。
新デザインのホイールが追加され、オプションで選択できるホイールの数は計12種類に増えました。
ボディカラーに「コナ・ブルー」が復活。さらに新色の「オレンジ・フューリー」と「ロイヤル・クリムゾン」が加わりました。
新型マスタングのインテリア
最大の変更点は、メーターが12インチの液晶ディスプレイ「インストゥルメント・クラスター」に置き換わったことです。
とはいえオプションなので、アナログメーターのモデルも引き続きラインナップされます。
インテリアの質感向上にも労力が割かれ、シート表皮が変更されただけでなく、センターコンソールサイドには、なんと手縫いのソフトタッチ・マテリアル(オプション)が配されました。
新型マスタングのパワートレイン
5.0L V8は、直噴だけでなくポート噴射が追加され、圧縮比も11:1から12:1に高められた結果、さらにパワフルなエンジンとなりました。
燃費も改善されています。
2.3L 直列4気筒 エコブーストも改良を受け、トルクがアップしています。
しかし肝心の数値はV8・エコブーストともに、まだ公表されていません。
発表され次第、この項目に追記します。
また、これまでラインナップされていた3.7L V6 自然吸気エンジンは、パワー・燃費ともにエコブーストに劣るという理由で廃止となりました。
新開発のオートマチックトランスミッション
マスタングのオートマはこれまで6速ATでしたが、M/C後モデルでは10速ATが搭載されます。
この10速ATは、V8とエコブーストのどちらでも選択可能。
シフトスピードも旧型の6速ATより速くなっているそうです。
6速MTも引き続きラインナップされます。
こちらはツインプレートクラッチとデュアルマス・フライホイールの採用で、クラッチの繋ぎやすさが改善されました。
許容トルクも大きくなっています。
新型マスタングの足回り
シェルビーGT350に装着されていたマグネライドが設定されました。
名前のとおり磁性流体ダンパーで、コーナリング時には電圧をかけて減衰力を高め、車体を安定させます。
GTパフォーマンス・パッケージに含まれる装備です。
同パッケージを選択すると、タイヤが18インチのミシュラン・パイロットスポーツ4となります。
フロント255、リア275のワイドサイズです。
新型マスタングの安全装備
安全装備もさらに充実しました。
- プレコリジョン・アシスト(衝突回避支援)
- ペデストリアン・ディテクション(歩行者検知)
- ディスタンス・アラート
- レーン・ディパーチャー・ウォーニング
- レーン・キーピング・アシスト
新型マスタングの価格
価格はまだ明らかになっていません。
まあ、フォードが撤退する日本においては、どうせ正規輸入では買えないんですけどね。
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