デイリーF1ニュース(2017年6月19日号)ウィリアムズ・ホンダ復活? 他
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ウィリアムズ・ホンダ復活?
- ハミルトンはパフォーマンスの安定化を望む
- カルテンボーン「今のF1は技術的すぎる」
- ロズベルグ「英語の新聞が何を書こうと気にしない」
それではご覧ください。
前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年6月18日号)ウォルフ「ロズベルグは悪質だった」 他
翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年6月20日号)2018年のF1開催スケジュール 他
ウィリアムズ・ホンダ復活?
スイスの新聞Blickが、メルセデスがマクラーレンにエンジンを供給する代わりに、ウィリアムズがホンダにスイッチする可能性があると報じています。
ただしこの記事を書いた記者は、かつて小倉茂徳氏に「ゴミ以下」とまで言われたロジャー・ブノワという人物で、小倉氏によると「ゴシップしか書かない」とのことなので、可能性は低いと思います。
そもそも、ウィリアムズがメルセデスからホンダにスイッチしなければならない理由がありません。
また、メルセデスがわざわざマクラーレンのために、顧客であるウィリアムズを捨てる道理もありませんから、おそらくはゴシップでしょう。
Source: Is a McLaren-Williams switch in order for Honda? | en.f1i.com
ハミルトンはパフォーマンスの安定化を望む
昨年のバクーでルイス・ハミルトンは、予選10位・決勝5位と冴えない成績でした。
カナダでは圧勝した彼ですが、アゼルバイジャンで好成績を残せるかどうか不安なようです。
「何が起こるのかは、実際予測不可能だ」とハミルトン。「われわれはまったく別のレースに行く。バクーの路面はとてもスムースで、ロシアのようだ」
ロシアではチームメイトのバルテリ・ボッタスが優勝しましたが、ハミルトンはタイヤの問題から精彩を欠いていました。
「われわれにとって、毎週末に必要とする車を個人的に手に入れることは、たしかに挑戦です。しかし、われわれはモナコやカナダで多くを学んだ」
「レースごとに過去2週間に行ったのと同じ勤勉さを得られれば、同じように勝てるだろうし、ローラーコースターのように上下せずに戦い続けることができると確信している」
ハミルトンは、2015年のシンガポールでメルセデスが低迷したときよりも、今の方がずっと状況が良いと言います。
「今はエンジニアリングのチームワークがずっと良くなった。どこが間違っているのかを本当に理解した。車のどこが間違っていたのか、なぜタイヤを上手く使えなかったのか、本当にわかったんだ」
次のバクーでもタイヤに問題が出なければ、ハミルトンとメルセデスが完全復活したと見てよいでしょう。
フェラーリがどこまで対抗できるか楽しみですね。
Source: Hamilton hoping for less volatile performance going ahead | en.f1i.com
カルテンボーン「今のF1は技術的すぎる」
ザウバーを率いるモニシャ・カルテンボーン氏は、過度に複雑化した現在のF1の技術に警鐘を鳴らしています。
「私たちはいくつかの点で、あまりにも技術的です」とカルテンボーン氏。「スポーツに関わっている人々ですら、完全には理解できないほどに」
「卓越した技術はF1の一部ですが、他の興味と上手くバランスを取る必要があります」
カルテンボーン氏はNASCARを例に挙げ、レース後の車検がストリーミングされ、誰もが見ることができるオープンな仕組みがあることを指摘しました。
このような仕組みは、他チームの技術を解明する手助けとなります。
「このように開放的なのは素晴らしいことですね。スポーツへの洞察を与えてくれます」
「開放的であることで、他のスポーツがどれほど成功しているかを見ると、少し開放的になれます」
Source: Sauber’s Kaltenborn views F1 as too technical | en.f1i.com
ロズベルグ「英字新聞が何を書こうと気にしない」
かつてのボスであるトト・ウォルフ氏から、「悪質だった」と名指しで言われてしまったニコ・ロズベルグ。
しかし2016年のワールドチャンピオンは、daily mailの記事を信用していないようです。
「トトが僕のことをどう思っているかを知っているから、英字新聞が何を書こうと気にしないよ」とロズベルグ。
ちなみに彼は、時々インターネット上にあるF1に関する記事を読んでいるのだとか。
「もう終わったことです。もはや僕に影響はありませんから、楽しいですね。僕は戦いに勝ちました。いつの日かともに笑える日が来ることを願っています」
かつては親友だったハミルトンとロズベルグが、チャンピオンシップを通じてこのような関係になってしまったことは、何だか切ないですね。
スポーツが人々を連帯させるというのは、ただの理想論に過ぎないのかもしれません。
Source: Rosberg dismisses Wolff 'vicious’ comments | en.f1i.com
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