【新車ニュース】アバルト 124スパイダー、ケーニグセグ レゲーラ
スポーツカーブーム到来?
ジュネーブショーで次々とスポーツカーが発表されています。「アバルト124スパイダー」と「ケーニグセグ・レゲーラ」の画像と概要をまとめてどうぞ。
目次
アバルト・124スパイダー
マツダ・ロードスターの姉妹車であるフィアット124スパイダーに、アバルトが改良を施したホットバージョンが公開されました。
ブラックアウトされたボンネットは、1972年に登場した「フィアット・アバルト124ラリー」からの引用だそうです。
ボンネットの下に収まるのは「1.4 マルチエアターボ」エンジンで、最高出力は170ps、最大トルクは25.5kgf・mを発生します。ギアは6速MTか6速ATを選べます。
車重は1060kg、前後重量配分は50:50です。ピュアスポーツとしての適正は高そうですね。サスペンションはビルシュタインが採用されるそうです。
インテリアはマツダ・ロードスターとさほど変わりません。シート以外での違いといえば、シフトブーツやサイドブレーキの革の質が違うことと、ダッシュボードにソフトパッドが使われていることくらいでしょうか。
こちらはラリーバージョン。
ご先祖さまはグループ4ラリーカーとして大活躍しましたが、今のラリー界でFRマシンが活躍するのはほぼ不可能です。ワンメイクラリー等での入門マシン的な位置づけになると思います。
ケーニグセグ・レゲーラ
スウェーデン製のメガ・カーであるレゲーラは、ブガッティ・シロンと同等の1500psを発揮しますが、乾燥重量はシロンより525kgも軽く、1470kgしかありません。
最大トルクは脅威の203.9kgf・m! シロンのトルクを50kgf・mも上回ることができたのは、レゲーラがハイブリッドカーだからです。
レゲーラは800V / 4.5kWhのバッテリーパックを搭載しています。800Vのバッテリーを搭載したのは世界初だとか。50プリウスのリチウムイオンバッテリー(207.2V / 0.75kWh)と比較すると、レゲーラのバッテリーがいかに高電圧/大容量かわかります。
0-100km/hは2.8秒、0-300km/hは10.9秒、そして0-400km/hは20秒だそうです。レゲーラを買うのも難しいですが、そのパフォーマンスをフルに発揮できる場所を見つけるのも難しそうですね。
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