アクセラスポーツ(BM)の評価・口コミ ディーゼル以外もかっこいい!

マツダ車の評価・口コミ


ガソリンエンジンの方がお得?

魂動デザインと走りの良さで好評を博しているマツダ・アクセラスポーツ。何かとディーゼルのSKYACTIV-Dばかりが注目され、ガソリンエンジン車は影が薄いのですが、口コミでの評価は高いです。

ディーゼルのXDはトルクフルですが、車両本体価格が高いので、トータルで見ると経済的と言えるかどうかは微妙なところです。長引く原油安(今後も数年間は続きそう)のせいで、ディーゼルのお得感もかなり色あせました。

というのも、中古車市場におけるXDの価格下落率が、ガソリンのそれと大して変わらないからです。デザインコンシャスな車だと多少性能で劣る安価なグレードでも売れやすく、結果的に価格下落率で上級グレードと差がつかないのだと思います。

よって現在の状況だと、ガソリンエンジン車を積極的に選ぶのもアリです。怒涛の加速を味わいたいのなら、XD一択なんですけどね。

走りの面での満足感は2.0Lの方が高いと思います。詳しくは以下のまとめの方で。

トップ画像の出典: netcarshow.com

評価・口コミまとめ

目次

  1. インテリア
  2. ナビ・電装系
  3. エクステリア
  4. エンジン・燃費
  5. ハンドリング・取り回し
  6. 乗り心地・静粛性
  7. 安全性
  8. 値引き・中古車動向
  9. 愛車を高く売る条件4つ。買取り、走行距離……では残りの2つは?

インテリア

シート

シートは柔らかすぎる、腰回りが安定しないとの指摘がありました。


画像の出典: car.watch.impress.co.jp


シート表皮はファブリック、レザーともに滑りやすく、あまり評判が良くありません


画像の出典: autoc-one.jp


ただしLパケの「パーフォレーション(穴開き)レザー」シートに関しては、馴染んでくると滑らなくなるようです。


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ヘッドレストが合わず、逆さ利用している人もいるようです。

室内の広さ

前席の足元空間はそれほど広くありません。フットレストがついてないのも残念なポイントです。


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後席の足元は明らかに狭いので、後席に大人を乗せると不満が出るかもしれません。


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ルーフ形状のせいで後席は頭上も狭いので、長身の方が長時間乗るのは厳しいでしょう。

インテリアの質感

質感は大幅に向上しましたが、プラスチック部品もまだまだ目立ちます。


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サイドブレーキレバーの革が安っぽいのはともかく、本革ステアリングが滑りやすいのは問題ですね。


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小物収納・ラゲッジスペース

収納の少なさは、もう最近の車ではデフォなんでしょうかね……。ドアポケットには500mlのペットボトル程度しか入りません。


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細身の缶だと安定しないカップホルダーは、ハッキリ言って手抜きです。

ラゲッジスペースは「もうちょっと狭くてもいいから後席を広くしてほしかった」と言われるほど、十分な容量(364L〜1263L)が確保されています。


画像の出典: autoc-one.jp


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ナビ・電装系

インフォテイメント

マツダコネクトはテレビの受信感度の悪さ等の問題点はまだまだあるのですが、初期に比べればかなり改善され、一応使えるレベルにはなっています。


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コマンダーコントロールも、使いやすいと評判です。


画面まで手を伸ばさなくていいので操作しやすい

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バックモニターは雨の日に使い物になりません。水滴がついて何も見えなくなります。

オーディオ

BOSEサウンドは高音質なので、スピーカー交換は必要ありません。逆にBOSEを付けないと、かなりショボイ音を聞かされるハメになります。XD以外はメーカーオプションです。


画像の出典: mazda.co.jp


ヘッドアップディスプレイ(HUD)

アクティブ・ドライビング・ディスプレイは、いわゆるHUDです。視線移動することなく、車速やナビのルート指示表示などをチェックできます。


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目の焦点調節が少なくて済むので、目の疲労を軽減する効果もある優れものです。でもHUDのフロントガラスへの映り込みが気になる人は、無理に付けなくてもいいと思います。

その他電装系

スイッチ類にランプが少ないので、夜間は操作しづらいです

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エクステリア

BMアクセラ最大のウリは、やはりルックスの良さです。購入者の大半が、そのエクステリアデザインを絶賛しています


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けれどスタイリッシュなデザインが災いし、乗降性は若干悪いです。


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後部ドアがペラペラで、閉めるときの貧相な音します。ちょっと残念ですね。

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エンジン・燃費


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1.5L NA

実燃費は、街乗り11〜15km/L、郊外・高速道路で17〜19km/L程度です。水温が低いうちは燃費が悪化するのが玉にキズ。

1.5Lでも低速トルクは十分にあり、レスポンスも良好です。しかし高回転は伸びませんし、坂道では辛いです。

2.0L NA

実燃費は街乗り10〜16km/L、郊外・高速道路で15〜20km/L程度です。

2.0Lだからといって特別速くもなく、吹け上がりの高揚感もありません。音も平凡です。

それでも1.5Lよりトルクがあるため、多人数乗車時や坂道では余裕があります。1.5Lを買った人でも「もう少しお金出して2L買っとけばよかった」と思う人が多いようです。

2.2L ディーゼル

軽油なので経済性は高いのですが、実燃費は街乗り12〜13km/L、郊外・高速道路で15〜20km/L程度とやや物足りません

40kgf・mオーバーのトルクは伊達じゃありません。NAエンジンでは不可能な加速力を発揮します。

しかしSKYACTIV-Dは他のクリーンディーゼルと比較すると、最大トルク発生回転数が若干高回転よりにシフトしているため、体感ではBMWなどのディーゼルの方が速く感じられるそうです。

ハイブリッド

実燃費は街乗り16〜19km/L、郊外・高速道路で20〜23km/Lです。ハイブリッドとしてはイマイチな感じがしますね。

フィーリングの面でもトルク感の薄さが問題視されています。エンジンが主体となって走るハイブリッドなのに、エンジンのおいしいところを使えていないようです。

トランスミッション


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ATは基本つながりがよくスムーズなのですが、1速から2速のつながりでギクシャクするという声(1.5Lのユーザー)もありました。

MTはスコスコと小気味良くシフトチェンジできると好評です。燃費もAT比で1割程度向上するみたいですよ。

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ハンドリング・取り回し・視界

ハンドリング


画像の出典: autoc-one.jp


限界性能が高く、高速コーナーでも路面のうねりで挙動を乱すことはありません。ただし、ドイツの高級車的なフラットかつ硬質な足回りではなく、しなやかで懐が深い感じです。

2700mmのホイールベースのおかげか、直進安定性に優れています。

乗り心地のしなやかさはある程度犠牲になりますが、18インチの方が安定感があります。


画像の出典: autoc-one.jp


電動パワステのフィーリング

電動パワステは、最大舵角付近になると抵抗感が急に増えます。ステアリングセンター付近での感度の悪さは、マツダ車に共通する問題点ですね。(NDロードスターでも指摘されている)

ブレーキ

ブレーキの遊びが多く、強く踏むといきなりガツンと利くタッチが気になる人もいるようです。制動力自体は十分なのですが……。

ハイブリッドのエンジンブレーキは非常に効きが悪いと酷評されています。

取り回し・視界

1845mmの全幅のせいで、やはり取り回しに難があります

後方視界はデザインの犠牲になっています。バックモニターは必須です。

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乗り心地・静粛性

乗り心地

突き上げ感は大きめです。けれど伸び側のストロークが大きいのか、路面のへこみを通過する際には上手くいなしてくれます。

全般的に乗り心地が良いのは、やはり16インチの方です。


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けれど2.0L NAやディーゼルモデルでは、18インチでも乗り心地良好との声が多かったので、車重との兼ね合い(2.0Lの方が50kgほど重い)で変わってくるのかもしれません。

ハイブリッドの乗り心地に関しては、コツコツ感はあるものの、突き上げというほどのものではないようです。とはいえ高級感のあるしっとりとした乗り心地を期待すると、肩すかしを食らうでしょう。

走行距離が進みダンパーが馴染んでくると、乗り心地が良くなるとの情報もありました。

後席の乗り心地が前席と比較して悪くないのは、アクセラスポーツの隠れた美点かもしれません。

静粛性

静粛性は高いのですが、XDはやはりディーゼルノイズがあるので、音が気になるならガソリンモデルを選んだ方が良いでしょう。

ハイブリッドは基本静かですが、加速時などにエンジン回転数が上がると、ガサツな音が室内に飛び込んできます。

また、18インチの場合は、ロードノイズが気になるとの報告がありました。特に高速巡航時のロードノイズが酷いそうです。

ハイブリッドのエコタイヤも、ロードノイズが大きいと指摘されています。

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安全性

◯=標準装備 △=メーカーオプション −=設定なし

装備 XD 20ST※1 20S 15ST 15S 15C
横滑り防止装置
プリクラッシュブレーキ(低速)
プリクラッシュブレーキ(高速)
クルーズコントロール
レーダークルーズコントロール
車線逸脱警報
レーンキープアシスト
アダプティブヘッドライト
ブラインドスポットアシスト
ヒルスタートアシスト
運転席・助手席エアバッグ
サイド・カーテンエアバッグ

※1 20S Touring Lパッケージを含む。

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値引き額・中古車動向

平均値引き額

対象 平均値引き額(万円)
1.5L 本体 17.5
1.5L オプション 6.5
2.0L 本体 15.4
2.0L オプション 7.7
XD 本体 6.3
XD オプション 18.7
ハイブリッド本体 12.9
ハイブリッドOP 7.5


中古車動向

XD以外では、「ツーリング」と付くグレードのみに、レーダークルーズコントロールが装備されています。非常に便利な装備なので、ぜひとも欲しいところです。

そこで「15S ツーリング」を狙いたいところですが、流通台数が非常に少ないのがネックとなります。

20S ツーリング」ならば流通台数も多く、探すのに苦労しないと思います。車検残りが長めの個体でも、200万円前後からあります。カーセンサー
Goonetでぜひチェックしてみてください。

ディーゼルはほぼ出回っていないに等しいですカーセンサーで見つけたらすぐに確保してください。

意外にハイブリッドの中古車流通台数が多いので、狙い目かもしれません。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の記事もぜひご覧ください。

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