BMW 2シリーズ/M2にグランクーペが追加される理由

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M2グランクーペ予想CG

コンパクトでハイパワーなスポーツセダンとして人気のBMW M2ですが、次期M2にはグランクーペが追加されると話題になっています。小型であることが売りの車に、なぜ後部ドアを追加するのでしょうか?

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目次

  1. グランクーペとは?
  2. なぜM2にグランクーペなのか?

グランクーペとは?

クーペのスタイリングそのままに4ドア化したモデルです。現行モデルでは、4シリーズと6シリーズにそれぞれ設定されています。


6シリーズグランクーペを横から。ピラーの傾斜はまさしくクーペ。

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外観がセダンよりもスポーティな印象なのは、ルーフの低さだけでなく、サッシュレスドアの影響もあるでしょう。スタイリッシュかつ4ドアなので人気があり、6シリーズなどは売上の60%がグランクーペ※1だそうです。


5枚のドアを開け放った4シリーズグランクーペ

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ちなみに4シリーズグランクーペがハッチバックなのに対し、6シリーズグランクーペはセダンのような独立したトランクを備えています。


4シリーズグランクーペのテールゲート。ガラスごと開くハッチバックタイプだ。

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こちらはM6グランクーペのトランク。セダンのように独立している。

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※1 carview! 2014年6月12日試乗記事より。

グランツーリスモとの違い

BMWには「グランツーリスモ」というグレードがあり、こちらは3シリーズと5シリーズに設定されています。5ドアハッチバックで、ルーフが高く、セダン以上に後席の居住性に優れたモデルです。ラゲッジスペースに至っては、ステーションワゴンのツーリングよりも大きい※2とか。


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したがって、「クーペより実用的なのがグランクーペ」で、「グランクーペより実用的なのがセダン」、そして「セダンより実用的なのがグランツーリスモ」という認識でよいと思います。

※2 3シリーズのグランツーリスモとツーリングの比較。autoc-one.jpの2013年6月19日の試乗記事より。

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なぜM2にグランクーペなのか?

M2にグランクーペが設定される理由は、次期3シリーズの全長が70mm大きくなるためだと言われています。現行F30型3シリーズの全長は4645mmですから、次期型は4715mmとなり、4.7mの大台を突破する予定です。

1988年に登場したE34型5シリーズの全長が4720mmでした。次期3シリーズが昔の5シリーズ並に大型化すると、2シリーズとの間のサイズ的な隔たりも大きくなってしまいます。そこでグランクーペの投入となるわけです。

M2グランクーペはハッチバックではない?

BMWのインサイダー情報によると、2シリーズグランクーペに5枚目のドア──つまりハッチバック──は用意されないそうです。ボディ剛性の問題をクリアできないためで、ラゲッジスペースは6シリーズグランクーペのような独立したトランクとなる予定です。

2シリーズグランクーペ/M2グランクーペのサイズ

ホイールベースは2シリーズクーペと3シリーズセダンの中間、すなわち2690〜2810mmの間になるとのこと。4シリーズの場合はホイールベースがクーペとグランクーペで同じだったのですが、2シリーズだと後席用のスペースが足りなかったのかもしれません。全長は2シリーズグランツアラー並(4565mm)になるとの噂です。

おそらく2シリーズグランクーペ/M2グランクーペのサイズは、E90型3シリーズ(全長4525mm、ホイールベース2760mm)と同じくらいになると思われます。

発売時期

2シリーズグランクーペ2018年、M2グランクーペの発売は2019年になるそうです。新しいプラットフォームでの登場となります。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の記事もぜひご覧ください。

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