VW新型ポロ(第6世代) フルモデルチェンジ後の画像・価格・ボディサイズ・スペックなど【12/14更新】

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第6世代となるフォルクスワーゲン・ポロが、ついにお披露目されました。
新型のボディサイズはゴルフ3とほぼ同じなものの、ホイールベースが長く、居住性やラゲッジスペース容量はゴルフ4並です。

それでは早速、新型ポロの中身を見ていきましょう。
まずはエクステリアの画像からどうぞ。

更新情報

ポロGTIのエクステリア画像と、ポロGTIのインテリア画像を追加しました。(2017/12/14)

ポロGTIポロRの噂についての項目を追加しました。(2017/11/02)

エンジンの情報を修正し、新しい画像を追加しました。(2017/08/29)

正式発表に伴い、古い情報を削除し、ページ内容を全面的に書き換えました。(2017/06/17)

エクステリアの項目に画像を追加しました。(2017/05/12)

エンジンの情報を追記しました。(2017/04/22)


VWポロ(第6世代)の概要

エクステリア

ボディカラーは14色、ホイールは12色(14〜18インチ、ツートーンカラーで塗装されたもの)から選択できます。

ハイライン

ハイラインの新型ポロ。端正なルックスなので人気が出そうだ。
Aピラーはかなり傾斜しており、その分スポーティーな印象になっている。
リア周りはいたってプレーンなデザイン。

R-Line

スポーティーな装いの「R-Line」
ハイラインとは異なるデザインのフロントバンパーと、大径ホイールが装着されている。
サイドに関してはハイラインと変わらないようだ。
クロームのマフラーフィニッシャーに変更されている。

GTI

赤いラインでGTIだと一目でわかる。
大径ホイールから顔を覗かせるレッドキャリパーが、R-Lineとは違うところ。
リアスポのサイズは他グレードと変わらない。
GTIは片側2本出しマフラーだ。

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インテリア

新型ポロのラゲッジスペース容量は、5名乗車時で351リッターです。
ちなみに旧型の5代目ポロは280リッター、ゴルフ4は330リッターでした。
前席と後席のヘッドルーム(頭上空間)も、ゴルフ4より広くなっています。

オーディオには「Beats」の300Wサウンドシステムが用意されました。
また、「トレンドライン」「コンフォートライン」「ハイライン」に続く第4のトリム「Beatsスペシャルエディション」も設定されています。

センターコンソールのモニタサイズは標準6.5インチ、最大で8インチです。
もちろんApple CarPlayAndroid Autoに対応しており、コネクティビティも充実しています。

ハイライン

ハイラインの内装
メーター類はデジタル・インストゥルメントに置き換わっている。
ハイラインおよびR-Lineには、beats by Dr.Dreの300Wオーディオが搭載される。

R-Line

R-Lineのインテリア。
センターコンソールのモニタは6.5インチが標準だが、写真のものは8インチだろう。

GTI

GTIのインテリア。
伝統のチェッカー柄は健在。
残念ながらマニュアル・トランスミッションは無さそうだ。

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ボディサイズ

主要諸元 新型ポロ 旧型ポロ
全長 4053 3972
全幅 1751 1682
全高 1446 1453
ホイールベース 2564 2470
トレッド幅(前) 1525 1463
トレッド幅(後) 1505 1456

ヨーロッパ仕様の数値。単位は全てmm。

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エンジン

燃料 排気量(L) 気筒数 過給器 馬力(ps)
ガソリン 1.0 3 無し 65
75
ターボ 95
115
1.5 4 150
2.0 200
ディーゼル 1.6 80
95
天然ガス 1.0 90

1.5リッターガソリンターボには気筒休止システムが搭載され、燃費が向上しています。
2.0リッターガソリンターボは、言うまでもなくGTI用のエンジンです。

新型ポロにはプラグインハイブリッドや、48Vシステムのマイルドハイブリッドが搭載される噂もありますが、今回の発表では触れられませんでした。

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プラットフォーム

新型ポロにはMQB A0プラットフォームが採用されています。

これによってパサート等の上級車種で使われている技術(ビッグ・カー・テクノロジーと呼ばれている)を、スムーズに転用できました。

たとえばアクティブ・インフォ・ディスプレイという名のデジタル・インストゥルメントは、ゴルフ7.5で採用された技術ですが、早くもポロに移植されています。
また、後述する安全装備の数々もビックカー・テクノロジーであり、ポロに搭載できたのはMQBプラットフォームの恩恵です。

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安全装備

  1. 歩行者検知対応シティ・エマージェンシーブレーキ
  2. フロントアシスト
  3. アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)
  4. ブラインドスポット・ディテクション
  5. タイヤ・プレッシャー・モニタリング

2はフォルクスワーゲンにおけるプリクラッシュブレーキの名称です。
3と4は上級グレードに限定されるようですが、コンパクトカーとしてはかなり充実した安全装備といえるでしょう。

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価格・発売時期

ヨーロッパでは年末に発売されます。
VWはディーゼル不正事件以来、日本市場でのシェアを減らし続けているので、ヨーロッパと同時期に発売されるかは不明です。
もしかすると遅れるかもしれません。

本国ドイツでの価格は、12,975ユーロからとなっています。
1ユーロ=125円換算だと、約162万円です。
日本価格はもう少し高くなるでしょうが、車の内容からするとかなりリーズナブルだと思います。

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ポロGTi

ポロGTIのエクステリア

第6世代のポロをベースにした新型ポロGTiは、ゴルフよりも短いホイールベースを活かした、俊敏で機動性に優れたハンドリングが魅力だそうです。

ポロGTIのインテリア

ポロGTIのエンジン

2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボは、200ps・320Nmを発生します。
先代のGTiは1.8リッターターボだったので、パワーアップも当然ですね。
1500〜6000rpmという広いレンジで最大トルクを発生するので、ドライバビリティには優れているはずです。

ギアボックスは6速DSGが標準装備され、6速マニュアルはオプションとなります。

0-100km/h加速は6.7秒(先代比−0.2秒)、最高速は237km/h(先代比+12km/h)です。

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ポロGTIのシャシー

プラットフォームが更新されたことで、ねじり剛性が先代比で28%もアップしました。

足回りの変更点は、スタンダード・ポロと比べて車高15mmダウン・バネレートアップ(フロント+31%, リア+24%)のスポーツサスペンションと、径の太くなった前後スタビライザーとなっています。

また、フロント312φ(先代モデルは310φ)・リア270φ(同230φ)の巨大なブレーキローターは、軽くなった第6世代ポロを止めるには十分すぎるほどです。

FF特有のアンダーステアを抑えるXDSも装備されます。
XDSは加速時にフロント内輪の空転を検知すると、ブレーキをかけてトラクションを回復するシステムです。

タイヤは215/40サイズとなります。
17インチホイールが標準で、オプションで18インチホイールも選択可能です。

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ポロGTIの価格・発売時期

英国での価格は20,000ポンドだと言われています。
1ポンド=150円換算だと300万円となりますが、日本ではもう少し高くなると思います。

発売時期は2018年初頭になりそうです。
日本ではそれよりも少し遅れるかもしれません。

この項目の画像の出典: autocar.co.uk

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ポロRの噂

第6世代のポロでは、初めて「R」が設定されるかもしれません。

Rはゴルフに設定されていますが、ポロはゴルフとMQBプラットフォームを共有しているため、ゴルフRの4WDシステムと、310psのエンジンを搭載することが可能なのです。

しかし、ともするとゴルフRと同レベルの速さとなってしまうため、まだ生産にゴーサインは出ていないと言われています。

ですが、SUVのT-ROCにもRが設定されるなど、Rブランドは拡大の兆しを見せています。
ポロRの実現可能性は、決して低くないはずです。

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新型ポロの派生車種

VWが2016年のジュネーブ・モーターショーで発表したT-Cross Breeze ConceptをベースとしたコンパクトSUVが、新型ポロの派生車種として登場予定です。

VW_T-Cross Breeze Concept_front

画像の出典: netcarshow.com

VW_T-Cross Breeze Concept_rear

画像の出典: netcarshow.com

コンセプトカーはオープンモデルですが、市販バージョンではハードトップも用意されると言われています。
詳しくはこちらをご覧ください

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