アストンマーチン・ラピードがV12を廃止! EVに生まれ変わる!
アストンマーチンの4ドアクーペ「ラピードS」が、なんとV12を廃止して電気自動車(EV)になるとの仰天情報が飛び込んできました。
今回はEV版の「ラピードE」について、概要をお伝えします。
ラピードEの概要
ラピードは2010年に登場した4ドアクーペで、これまでは4.0リッター・V型12気筒・自然吸気を搭載してきました。
ラピードのAMRバージョンでは、このV12が600psにまでスープアップされています。
しかしラピードのV12は、DB11に搭載されているメルセデス・ベンツ製のV12ツインターボとは異なり、将来の排ガス規制に対応していません。
しかしアストンマーチンは、ラピードにV12ツインターボを搭載するのではなく、EVに切り替えるという決断を下しました。
ラピードが2020年までにラゴンダ・セダンやクロスオーバーSUVのDBXに置き換わること決定しており、開発費をかけられないために、かつてコンセプトカーを試作したことがあるEV版ラピードを引っ張り出してきたのだと思われます。
EVコンセプト「RapidE」
2015年に発表されたEV版ラピード「RapidE」は、F1のウィリアムズが開発した電動パワートレインを搭載していました。
RapidEのパワーは800ps、航続距離は320kmというスペックだったので、市販されるラピードEも、それに匹敵する性能になるはずです。
ラピードEの発売時期
アストンマーチンのCEOであるアンディ・パーマー氏によると、ラピードEの発売は2018年を予定しているとのことです。
実は先述のコンセプト「RapidE」の開発費の一部は中国資本が負担しており、市販バージョンのラピードEも、中国のLeEco(EVベンチャーのファラデーにも投資している)とのジョイントで開発されます。
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