デイリーF1ニュース(2017年4月10日号)

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • フェラーリのマルキオンネ会長、ライコネンに不満。
  • ライコネン、早めにピットインしなかったことを後悔。
  • ジョビナッツィ「チームに再び謝罪したい」
  • ボッタス「私の愚かなミスで多くのポイントを失った」

それではご覧ください・


フェラーリのマルキオンネ会長、ライコネンに不満。

マルキオンネ(左)「わかっとるんやろな?」
アリバベーネ(右)「目ぇ合わさんとこ……」

画像の出典: f1fanatic.co.uk

フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長といえば、お騒がせ発言や、さまざまな事に口を挟むので有名ですが、そんなマルキオンネ会長は、中国GPでのキミ・ライコネンのパフォーマンスに不服なようです。

レース序盤のセーフティ・カー・ランの後、ライコネンはダニエル・リカルド(レッドブル)に追いついたものの抜けず、ライコネンの後ろにいたベッテル共々、リカルドのペースに付き合わされる形になってしまいました。

ところがベッテルはライコネンをかわした後、即座にリカルドをもオーバーテイク。その後はファステストラップを連発して追い上げを開始したのです。

「私はこのことについてマウリシオ(アリバベーネ、スクーデリアのボス)と話した」とマルキオンネ会長。「たぶん彼らはテーブルを囲んで、話し合わなければならないだろうね」

一方、セバスチャン・ベッテルに関しては、非常に高く評価しています。

「今日、ライコネンは他のことで忙しかったみたいだ。ベッテルはもっと積極的だった。セーフティ・カーが無ければ、レースの展開も違っていただろう。(VSCのタイミングで)タイヤ交換するという選択は、正しかったと認識しているよ」

Source 1: Ferrari president Marchionne wants talks on Raikkonen F1 form | autosport.com

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ライコネン、早めにピットインしなかったことを後悔。

リカルドに押さえ込まれたライコネン。

画像の出典: f1fanatic.co.uk

そのライコネンは、ピットインのタイミングが遅すぎたことを悔やんでいます。
チームメイトのベッテルは2度目のピットインを34周目に行いましたが、ライコネンのピットインはその5周後でした。

「タイヤがフレッシュなうちは、車は良かったよ。でもフロントタイヤのグリップを失ってしまった、そしてこのような場所(=上海国際サーキット)では、そうなるとラップタイムが悪くなる」

「それでももう少し良い結果が得られるはずだった。でも、これが今日われわれが得たものだよ」

「先に変更すべきだったと思う。けどレースで何が起きたのかを見なければならない。レースの後であれこれ言うのは簡単だから」

Source: Raikkonen regrets not pitting earlier in China | en.f1i.com

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ジョビナッツィ「チームに再び謝罪したい」

修理代の請求書はフェラーリに回されるのだろう。

予選に続き決勝レースでもクラッシュしてしまったアントニオ・ジョビナッツィ(ザウバー)は、チームに対して謝罪の意を表しました。

「まず第一に、私はチームに再び謝罪をしたいです。(予選でのクラッシュの後)彼らは車をレースできる状態に戻すべく、素晴らしい仕事をしてくれました」

「今日、再びクラッシュしてしまったことを恥じています。課題は学びました。今週末のことは早く忘れたいと思います」

ザウバーはタイヤ温度が上がらず苦しんでいたようで、マーカス・エリクソンの右タイヤは、レースを通じてコンパウンドの作動温度に入っていなかったそうです。

でもジョビナッツィが「早く忘れたい」というのは、イタリア人らしいなと思いました。
かつてトヨタやルノーで活躍したイタリア人のヤルノ・トゥルーリも、失敗をすぐに忘れようとする傾向があり、そのことで苦言を呈されていたと記憶しています。

Source: More apologies from Giovinazzi after Shanghai race smash | en.f1i.com

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ボッタス「私の愚かなミスで多くのポイントを失った」

散々な週末だったボッタス。

画像の出典: f1fanatic.co.uk

セーフティ・カー・ラン中のスピンによりポジションを失い、中国GPを結局6位で終えたバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、自らの非を認めています。

「セーフティ・カーの背後では、できるだけタイヤ温度を上げようとしていました。でもやり過ぎましたし、あまりにも積極的だったため、ミスを犯してスピンしてしまったのです。そして、多くの順位を失いました」

「その後タイヤが機能するようになるまでは、しばらくトリッキーでした。最終的にはタイヤの状態が良くなり、レース終盤でのペースも良かったです。しかし私の愚かなミスで、今日は多くのポイントを失いました」

しかしミスをしたのはボッタスだけではありません。
ピットストップでは2回ともタイヤ交換でタイムロスがあり、順位を失っているのです。

でもボッタスにとって最悪だったのは、無線でレースエンジニアから「ニコ!」と呼ばれてしまったことでしょうね。ロズベルグと共に戦ってきたエンジニアらしいので、昨年までの癖が思わず出てしまったのでしょう。
ボッタスがチームに馴染むには、まだ時間がかかりそうです。

Source: My “stupid” mistake was worse than the team’s – Bottas | f1fanatic.co.uk

Source 2: Bottas takes the blame for botched race | en.f1i.com

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前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年4月9日号)| 車知楽

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デイリーF1ニュース(2017年4月11日号)| 車知楽

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