ホンダ新型アコード フルモデルチェンジでターボ化+10速AT搭載!【7/16更新】

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ホンダ・アコードがフルモデルチェンジされます。
アコードといえばこれまで9世代に渡って続いてきた、ホンダを代表するミッドサイズ・セダンですが、10世代目となる新型アコードは、スポーティーなテイストを強く打ち出したものになりそうです。

今回は新型アコードの概要とスパイショットについてお伝えします。

2017年7月16日追記

新型アコードが正式発表されました! 詳細は以下のリンク先をご確認ください。

新型アコード正式発表! ターボ+軽量ボディでよりスポーティーに! 安全装備も充実!

更新情報

エクステリアの画像を最新のものに差し替え、エンジンの情報を更新しました。(2017/06/13)

画像の出典: motor1.com


エクステリア

かなり厳重な擬装が施されているが、シルエットはスリークな印象だ。
ボンネットが低く感じる。昔のホンダ車みたいだ。
リアはファストバック風になった。

これまでアコードは北米市場において、スタイリングに秀でている車とは見なされず、実用性に優れたセダンという評価でした。
トヨタ・カムリと同じような車だと考えられてきたわけです。

しかしセダン不毛の時代となり、実用性以外の面でのアピールが必要になってきました。
新型カムリがアグレッシブなルックスで登場したように、自動車メーカーはあの手この手で、セダンタイプの車の延命に躍起です。

最近の4ドアセダンに共通するデザインとして、ファストバックスタイルへの変更が挙げられます。
これはメルセデス・ベンツCLSのような4ドアクーペが売れているためでしょう。
実用性でハッチバックやSUVに及ばない種類の車は、スタイリングや走りで勝負するしかないのです。

ホンダもその例に倣ったのか、新型アコードではファストバックスタイルに変更されました。ヘッドライトも細身になり、シャープでスポーティーなイメージが強く打ち出されています。

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エンジン

デザインだけでなく、エンジンにも大幅な変更が施されます。
最大のトピックはターボ化です。

主力は1.5リッター・直列4気筒・ガソリンターボとなります。
このエンジンは190ps・240Nm程度になるようです。
ギアボックスは6速マニュアルもしくはCVTですが、日本仕様はCVTのみでしょう。

ちなみにこれまで搭載されてきた、V型6気筒・自然吸気ガソリンエンジンは、廃止されます。
替わって搭載されるのが2.0リッター・直列4気筒・ガソリンターボです。

新型2リッターターボエンジン。

この2リッターターボには、シビックタイプRと同じエンジンブロックが使用されます。
87オクタンのガソリンに対応しているとのことですから、日本のレギュラーガソリン(89オクタン以上)でも大丈夫ですね。

トランスミッションは、ホンダが自社開発した10速ATです。
ちなみにこの10速ATは、これまでの6速ATよりも多段化されているにも関わらず、重量は逆に10%ほど軽くなっています。

10速ATは非常にコンパクト。

ハイブリッドはもちろん存続されますが、ローンチには間に合わないかもしれません。
新世代の2ステージハイブリッドが採用されるとのことですが、詳細はまだ不明です。

アコード・スポーツ

かつてアコードには、ユーロRというスポーツグレードが存在しました。
7代目を最後に途絶えていたのですが、10代目となる新型アコードでは、ユーロRに比肩するスポーツグレード「アコード・スポーツ」が復活します。

アコード・スポーツに採用されるエンジンは、新型シビックタイプR用の2.0リッター・直列4気筒・ガソリンターボです。
シビックタイプRでは300psオーバーですが、アコードには270〜280ps程度にデチューンされたものが搭載されます。

トランスミッションはシビックタイプRと同じく6速マニュアルとなるはずですが、車のキャラクター的に考慮して、ATが追加されるかもしれません。

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価格・発売時期

現行アコードの北米価格は、$23,300〜となっていますが、新型では若干値上がりすると見られています。
装備が充実したグレードの場合には、新型は$35,000程度になる予定です。
$1=¥110換算だと、385万円ですね。

ワールドプレミアは2017年秋頃、北米での発売は2017年末となります。
日本での発売は2018年以降となるでしょう。

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