デイリーF1ニュース（2017年5月7日号）ウェバー「アロンソからインディ500に誘われた」　他

2020年8月30日F1,デイリーF1ニュース,モータースポーツ

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

ウェバー「アロンソからインディ500に誘われた」
ブラジルにおけるF1が危機的状況
マッサはストロールにとって理想的なコーチ!?

それではご覧ください。

Contents

1. ウェバー「アロンソからインディ500に誘われた」
2. ブラジルにおけるF1が危機的状況
3. マッサはストロールにとって理想的なコーチ!?

ウェバー「アロンソからインディ500に誘われた」

フェルナンド・アロンソ（マクラーレン）は、インディ500参戦に際し、元F1ドライバーのマーク・ウェバーにも、一緒に参戦しないかと持ちかけていたようです。
しかしウェバーはオーバル・レースに興味が無かったために断ったのだとか。

ウェバーもモナコGPでの優勝経験があるので、トリプルクラウン（モナコGP、インディ500、ル・マン24時間の3冠）の資格があるドライバーですが、ポルシェのドライバーとしてル・マン24時間レースに再挑戦するチャンスがあったにも関わらず、昨年限りでレーシングドライバーを引退してしまいました。

ウェバー氏はアロンソのインディ500挑戦について「F1のフラストレーションから生まれたもので、彼（アロンソ）がF1で勝っていれば、インディ挑戦は無かっただろう。それは誰もが知っている。彼は今年のF1で何の結果も得られていない」と語っています。

Source: Mark Webber: Alonso asked me to join him at Indy 500 | crash.net

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ブラジルにおけるF1が危機的状況

ブラジルといえばエマーソン・フィッティパルディ、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナといった偉大なチャンピオンを生み出しただけでなく、数多くのF1ドライバーを生み出した「モータースポーツ先進国」のイメージがありますが、そのブラジルにおけるF1が危機的な状況にあるようです。

ブラジルGPは危機に瀕しています。契約自体は2020年まであるのですが、その契約は「施設の改修」が条件となっているにも関わらず、財政難により改修ができない可能性が浮上しているのです。

ブラジルのプロモーターは絶対に開催されると主張していますが、ブラジル経済の低調さを考えると、額面通りには受け取れません。

また、ブラジル人の若い有力ドライバーが見当たらないのも問題です。
昨年ザウバーに所属していたフェリペ・ナッセはシートを失ってしまいましたし、FIA F2に参戦しているセルジオ・セッテ・カマラはまだノーポイントですし、FIAヨーロピアンF3に参戦中のペドロ・ピケもランキング下位です。
GP3に出場するブルーノ・バプティスタも、ブラジルのF4でチャンピオンを獲って以降はパッとしません。

ミドルフォーミュラで活躍しているブラジル人といえば、フォーミュラV8 3.5選手権に参戦中のピエトロ・フィッティパルディくらいですが、選手権そのものの格は他よりも低いので、実力の証明にはならないと思います。

経済不振、開催危機、そして有力若手ドライバーの不足は、今後のブラジルにおけるF1人気に影を落とすことでしょう。

Source: Nasr fears Brazil at risk of being pushed out of F1 | en.f1i.com

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