デイリーF1ニュース(2017年5月28日号) モナコGP 予選結果 他
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- モナコGP 予選結果
- ホンダのMGU-Hは2レースしかもたない!
- ハミルトンが予選で苦戦した原因は不明
- リカルド、レッドブルの戦術に苛立ち
それではご覧ください。
前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年5月27日号)モナコGP フリー走行3の結果 他
翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年5月29日号)モナコGP決勝を振り返る
モナコGP 予選結果
順位 | ドライバー/チーム | タイム/トップとの差 |
---|---|---|
1 | K.ライコネン | 1:12.178 |
#7 フェラーリ | ── | |
2 | S.ベッテル | 1:12.221 |
#5 フェラーリ | +0.043 | |
3 | V.ボッタス | 1:12.223 |
#77 メルセデス | +0.045 | |
4 | M.フェルスタッペン | 1:12.496 |
#33 レッドブル | +0.318 | |
5 | D.リカルド | 1:12.998 |
#3 レッドブル | +0.820 | |
6 | C.サインツ | 1:13.162 |
#55 トロロッソ | +0.984 | |
7 | S.ペレス | 1:13.329 |
#11 Fインディア | +1.151 | |
8 | R.グロージャン | 1:13.349 |
#8 ハース | +1.171 | |
9 | D.クビアト | 1:13.516 |
#26 トロロッソ | +1.338 | |
10 | N.ヒュルケンベルグ | 1:13.628 |
#27 ルノー | +1.450 | |
11 | K.マグヌッセン | 1:13.959 |
#20 ハース | +1.781 | |
12 | S.バンドーン | No Time(Q3) |
#2 マクラーレン | ── | |
13 | L.ハミルトン | 1:14.106 |
#44 メルセデス | +1.928 | |
14 | F.マッサ | 1:20.529 |
#19 ウィリアムズ | +8.351 | |
15 | E.オコン | 1:14.101 |
#31 Fインディア | +1.923 | |
16 | J.パーマー | 1:14.696 |
#30 ルノー | +2.518 | |
17 | L.ストロール | 1:14.893 |
#18 ウィリアムズ | +2.715 | |
18 | P.ウェーレイン | 1:15.159 |
#94 ザウバー | +2.981 | |
19 | M.エリクソン | 1:15.276 |
#9 ザウバー | +3.098 | |
20 | J.バトン | 1:13.613 |
#22 マクラーレン | +1.435 |
1〜10位はQ3、11〜15位はQ2、16〜20位はQ1のタイム。
ジェンソン・バトンはパワーユニットの年間使用制限オーバーで15グリッド降格。
ストフェル・バンドーンは、前戦スペインGPにおいてフェリペ・マッサと接触したことに対するペナルティで3グリッド降格させられた。
ホンダのMGU-Hは2レースしかもたない!
ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、ターボとMGU-Hが年間使用制限の4基をオーバーしたため、15グリッド降格となりました。
フェルナンド・アロンソからマシンを引き継いでいるからです。
今回交換することとなったMGU-Hは、ロシアGPで投入された「信頼性を高めた」ものなのですが、たった2レースしかもちませんでした。
ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏も「2レースごとに交換しなければならないというのは受け入れがたい」とコメントしています。
問題が発生したのは「ベアリング」で「10万回転する」そうですから、ターボ軸とつながるMGU-Hの軸受だと思われます。
Source: Honda reveals MGU-H can only last two races | motorsport.com
ハミルトンが予選で苦戦した原因は不明
今シーズン、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は予選でポール・ポジション(PP)を3回獲得しており、PPを逃したバーレーンとロシアでも、2列目までにはきっちり入っています。
そのハミルトンが、モナコでは予選13番手に終わってしまいました。
予選順位でほぼ結果が決まってしまうモナコでは、13番手からのスタートは絶望的です。
「ルイスはテレビ映像からでも、彼が車に苦労しているのが見て取れた」と語るのは、メルセデスF1代表のトト・ウォルフ氏です。
「現時点では何がうまくいかなかったのかわからない」とウォルフ氏。「われわれは木曜日に間違ったセットアップを選択してしまった。その後われわれはもう一度最初からやり直してみたが、彼の調子を取り戻すことはできなかった」
Q2では、ハミルトンのアタックラップ中に、ストフェル・バンドーン(マクラーレン)がクラッシュし、イエローフラッグが出されてしまい、ベストタイム更新を阻まれてしまいました。
しかしそれが無かったとしても、ハミルトンのマシンにPPを奪うだけの競争力が無かったのは明白です。
決勝レースで挽回できなければ、2番グリッドスタートのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に、ドライバーズポイント差を大きく広げられてしまう可能性が高いので、今季のチャンピオン争いにおけるターニングポイントになるかもしれません。
Source: Mercedes mystified by Hamilton’s qualifying woes | en.f1i.com
リカルド、レッドブルの戦術に苛立ち
「絶対に5番手よりも上に行けた」と語るリカルドは、苛立ちを隠せません。
なぜならタイヤを温めなければならないアウトラップで、なぜかトラフィック(渋滞)の中に放り出されたのですから。
「最後の走行でピットアウトすると、僕の前には2台の車がいたんだ。それでタイヤを温めるためのプッシュができなかった。でも後ろの車とはかなりのギャップがあったらしい。なぜフライング・ラップ(アタックラップのこと)の準備を終えるためにプッシュするための時間を待てなかったのか、僕にはわからない」
「ここ(モナコ)ではこういうミスをしてはいけないんだ。僕たちがもっとうまくやれたことは明らかだった。苛立たしいね」
Source: Ricciardo ‘frustrated’ with Red Bull tactics | f1fanatic.co.uk
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