デイリーF1ニュース（2017年8月5日号）ウェーレイン「フォーミュラEには行かない」

2020年8月30日F1,デイリーF1ニュース,モータースポーツ

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

ウェーレイン「フォーミュラEには行かない」
ヒュルケンベルグ、FIAの検閲に困惑
ジョビナッツィとルクレールの競争は始まっている

それではご覧ください。

Contents

1. ウェーレイン「フォーミュラEには行かない」
2. ヒュルケンベルグ、FIAの検閲に困惑
3. ジョビナッツィとルクレールの競争は始まっている

ウェーレイン「フォーミュラEには行かない」

パスカル・ウェーレインの未来は、不透明度を増しています。
来年のザウバーが最新型のフェラーリエンジンを搭載する代わりに、跳ね馬のジュニアチームと化す可能性が高まってきたためです。

フェラーリが最新型のエンジンをザウバー供給する以上、最大のライバルであるメルセデスに情報が漏れないよう、万全を尽くすでしょう。
そうなるとメルセデスのドライバーであるウェーレインは、ザウバーに居られなくなります。

メルセデスエンジンを使用している他チームに移籍するという手もありますが、ウィリアムズやフォース・インディアには、シートを争う上で強力なライバルが多数控えているため、ウェーレインの腕をもってしても容易なことありません。

DTMに復帰する案も既にあるようです。
2015年のDTMチャンピオンである彼の元には、かつて所属していたHWAチームからオファーが届いているのだとか。
しかし2018年限りでメルセデスがDTMから撤退するため、復帰しても1年しか走れないことになります。

フォーミュラE（FE）はどうでしょうか？
メルセデスが新規参戦しますし、FEでは多くの元F1ドライバーが走っています。
しかしウェーレインは、「私は騒音とパフォーマンス、そして燃料が好きです。フォーミュラEでレースするなんて想像もつきません」と語り、FEに行く考えが無いことを明らかにしました。

チームメイトのマーカス・エリクソンに対し、予選成績で8勝2敗と勝ち越し、型落ちエンジンのザウバーで5ポイントも獲得しているウェーレイン。
これだけの才能がF1から流出するのは惜しいですよね。

メルセデスF1代表のトト・ウォルフ氏は、ウェーレインの契約に関して、「今後2週間以内に面白いことが起こるかもしれない」とコメントしています。
急転直下、ウェーレインのF1残留が決定すると良いのですが。

Source: Wehrlein not electrified by a move to Formula E | en.f1i.com

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ヒュルケンベルグ、FIAの検閲に困惑

ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが困惑しています。
彼は来季から導入される頭部保護デバイスのHaloに関して否定的なコメントをしていたのですが、FIAはそれを検閲・編集し、公式のビデオから彼のコメント部分を削除してしまったのです。

「私はHaloの支援者というわけではなかったけど……」とヒュルケンベルグ。「Haloは百万の珍しいアクシデントから守ってくれるだろうが、ホイールテザーの性能が年々向上しているから、追加的な保護の必要性に確信が持てなかったし、見た目でかなり妥協していたからね」

FIAの専制的な体質は、昔から変わっていないようです。
かつてマックス・モズレーがFIA会長だったころは、彼の特殊なパーソナリティや、彼の父（サー・オズワルド・モズレー。イギリスファシスト同盟の指導者）との関連性が、FIAの専制的な体質の原因と見なされていたのですが、どうやら組織自体に問題があるみたいですね。

Source: Hulkenberg unaffected by F1 'halo’ censorship | en.f1i.com

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