メルセデス・ベンツ EQ A コンセプト EV版Aクラスはスポーティーなハッチバック!【9/13更新】
メルセデス・ベンツがフランクフルト・モーターショーにおいて、EQ Aコンセプトを発表しました。
EQ Aコンセプトは、メルセデス・ベンツが展開する電気自動車(EV)のシリーズ名「EQ」の、Aクラスという意味です。
EQシリーズで最もコンパクトな車ということですね。
今回はメルセデスの新型EVであるEQAコンセプトの画像と、市販バージョンのスペックに関する最新情報についてお伝えします。
更新情報
エクステリアの画像を追加し、ページ内の情報を正式発表されたものに更新しました。(2017/09/13)
メルセデス・ベンツEQシリーズとは?
EQとは、同社のEVに付けられるバッジネームです。
メルセデスはコンパクトカーからSUVにいたるまで、あらゆるセグメントにおいてEQシリーズを展開しようとしています。
メルセデスはEQブランドの商品ラインナップを構築すべく、100億ユーロ(約1.3兆円)を投資しました。
それにより2025年までに、10台のEQシリーズが発売される予定です。
EQ Aは、それらの先駆けとなります。
EQ Aコンセプトのエクステリア
ボディサイズは、全長4285mm、全幅1810mm、全高1428mm、ホイールベース2729mmです。
現行型のAクラスに比べ、全長が14mm短く、30mmワイドで、6mm低く、ホイールベースは30mm長くなっています。
エンジンが無い分スペース効率が良くなったため、全長を切り詰めてもホイールベースを長くできたのでしょう。
EQ Aコンセプトのティザー画像
メルセデス・ベンツEQ Aの概要
EQ Aのボディタイプはハッチバックとなります。
デザイン言語は、以前発表されたコンセプトカー「ジェネレーションEQコンセプト」に類似したものになるようです。
EQ Aのシャシー
メルセデスの新しいプラットフォームが用いられる予定です。
このプラットフォームはスケーラブルなものなので、他のEQシリーズにも流用されるでしょう。
市販バージョンのEQ Aは、基本的にはフロントにのみモーターを搭載する前輪駆動車になるものの、高性能バージョン(AMGのバッジが付くかは不明)は前後にモーターを搭載した4WDとなります。
ハイパーカーのAMGプロジェクト・ワンと同じく、電動システムは800Vで動作するそうです。
EQ Aのパワートレイン
モーターの出力は272psですが、トルクはなんと500Nmもあります。
0-100km/h加速は5.0秒ということで、AMGを除くAクラスよりも、加速性能は上ですね。
航続距離は、エントリーレベルのグレードでも400km(310マイル)に達するそうです。
テスラ・モデル3のスタンダード・バッテリー仕様と同等のレベルですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。