デイリーF1ニュース（2017年9月21日号）シンガポールGPで観客の不正なコース侵入が発覚

最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

それではご覧ください。

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シンガポールGPで観客の不正なコース侵入が発覚

シンガポールGPが開催された週末に、観客2人が不正な手段を用いて、グランプリコースに侵入していたことが発覚しました。
彼らがコース上で写真を撮影し、フェイスブックに投稿していたからです。

写真が投稿されたのは9月17日で、彼らによると午前3時に撮影したとされています。

グランプリコースに侵入しただけでも大問題なのですが、彼らは「警備員を買収した」と自ら語っており、それが事実ならば、観客2人と警備員が贈収賄の罪に問われる可能性もあるようです。

シンガポールGPのオーガナイザーは、当地のセキュリティ機関に協力して事件の調査にあたっています。
また、贈収賄の申し立てについても真剣に検討しているそうです。

当の観客2人は、午前3時なら誰も走ってないから問題無いと考えたのでしょうが、こういうことを許すと、そのうちコース上にイタズラする輩が必ず出てきます。
大事なファンを犯罪者にしないためにも、ルールは徹底されるべきです。

Source: Formula 1 Singapore organisers investigating illegal race track entry, bribery claim | channelnewsasia.com

ウィリアムズのフェリペ・マッサは、チームの改革が進んでいることは認めるものの、来季にならないとその効果は表れないだろうとしています。

低迷しているウィリアムズは、メルセデスから加入したパディ・ロウの指導の下、開発の全体的なアプローチとデザインの取り組み方に、大幅な変更を加えました。

「（改革は）今シーズンに宛てたものではないと思う」とマッサ。「でも車は、まだ少しは改善できると思うよ」

「開発にかけるメンタリティは変化する必要があり、それはすでに変わっている。でも、たぶんそれは今年に向けてのものではないよ」

今シーズンの車は改善できなかったものの、チーム内部のメンタリティは完全に変わったと主張するマッサ。
彼が現役を続行するかは不明ですが、強いウィリアムズの復活は、誰もが待ち望んでいるはずです。

Source: Williams mentality change won’t take effect until 2018 – Massa | en.f1i.com

火曜日にメキシコシティを襲った、マグニチュード7.1の大地震では、これまでに200名以上の方がお亡くなりになられています。
地震大国で暮らす身からすると他人事とは思えず、犠牲者の数がこれ以上増えないことを祈るばかりです。

この地震が、メキシコGPの開催にも影響するかもしれません。
現時点では、サーキットおよび周囲の建物の損傷は発見されていないとのことですが、開催まで5週間ほどしかありませんから、客入りの面ではかなりの打撃を受けることになるでしょう。

フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、母国の危機に300万ペソを寄付したとのことです。
日本から募金する場合は、現状だとユニセフの自然災害緊急募金以外に見当たりません。

F1開催が、少しでも早い復興につながるといいのですが。

Source: Mexico City F1 track intact after earthquake | en.f1i.com

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