AMG RXR One スーパーグランツーリスモ AMG GT SをIMSAがさらにチューニング!
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ドイツの新興チューナーであるIMSA Gmbhが、ただでさえ速いAMG GT Sをさらにチューニングした「AMG RXR One スーパーグランツーリスモ」を公開しました。
ノーマルのAMG GT Sが510psなのに対し、AMG RXR Oneは、なんと860ps! 最上位モデルのAMG GT R(585ps)よりもパワフルなのです。
今回はIMSA Gmbhが手がけた超弩級のGTカー、AMG RXR Oneの概要についてお伝えします。
AMG RXR Oneのここがスゴイ!
圧倒的な軽さ
IMSA Gmbhは、AMG GT Sの外装のほとんどをカーボン化しました。
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バンパースポイラー、エンジンフード、ルーフ、リアウィング、トランクリッドなどは、全てカーボンパーツです。
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また、IMSA Racingの軽量な鍛造アロイホイールも、軽量化に貢献しています。
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これらの変更でAMG RXR Oneの車重は、わずか1300kgにまで軽量化されました。
4.0リッター・V8ツインターボを搭載する車が、トヨタ86と同程度の車重しかないのですから、そのパフォーマンスは計り知れません。
圧倒的なパワーとトルク
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ターボチャージャーとインタークーラーの交換の他、インテークの変更や鍛造ピストンへの置き換えなど、ターボエンジンのパワーアップに必要なことは、ほぼ全て行われているようです。
それによってAMG RXR Oneは、860ps・1000Nmという圧倒的なパワーとトルクを獲得しました。
パワーウェイトレシオはGT Sの3.27に対し、RXR Oneは1.51と1/2以下です。
ノーマルのAMG GT Sでも、0-60mph(0-96km/h)を4秒弱でこなせるのですが、AMG RXR Oneでは3.1〜3.3秒程度だと、IMSA Gmbhは主張しています。
最高速は217mphオーバー、つまり349.2km/h以上です。
これだけのパフォーマンスがあると、例えアウトバーンの速度無制限区間であっても、持て余してしまいそうですね。
エンジンの性能向上に合わせて、カーボンブレーキとサスペンションの強化も当然行われています。
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価格・発売時期
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IMSAは価格を公表していません。
まあ、こういう車はオーナーの趣味に合わせてパーソナライゼーションされるのが普通なので、値段なんてあって無いようなものでしょう。
また、AMG RXR Oneスーパーグランツーリスモは、限定生産になりそうです。
10台どころか数台しか作られない可能性もあります。
日本から発注できるかは不明です。
日本に代理店とかは無さそうなので、難しいかもしれません。
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