マセラティ レヴァンテGTS フェラーリエンジン搭載のSUV 標的はポルシェ・カイエンターボ!
マセラティのSUVであるレヴァンテに、500馬力オーバーの最強モデルが追加されるようです。
しかもそのエンジンは、フェラーリに由来するV8ツインターボだと言うのですから、期待せずにはいられません。
今回はレヴァンテGTSの概要と、スパイショットをお伝えします。
レヴァンテGTSのエクステリア
スパイショット
レヴァンテGTSのエンジン
スタンダードなレヴァンテのエンジンは、3.0リッター・V6ガソリンツインターボか、もしくは3.0リッター・V6ディーゼルターボです。
ガソリン仕様には「S」というスポーティーなグレードがありますが、そのSでもパワーは430psでした。
現在開発中のGTSでは、エンジンをフェラーリ製の3.8リッター・V8ツインターボに変更し、500psオーバーのパワーが与えられるようです。
マセラティはこのエンジンを、すでにクアトロポルテGTSに採用しています。
そちらのスペックは530ps・710Nmというものですが、レヴァンテGTSでも同様のスペックになるかはわかりません。
というのも、レヴァンテGTSがポルシェ・カイエンターボをベンチマークにしているからです。
カイエンターボは550psですから、クアトロポルテGTSのエンジンをそのままレヴァンテGTSに乗せても、勝ち目はまったくありません。
また、レヴァンテはクアトロポルテより200kgも重いので、その点でもカイエンターボに対して不利でしょう。
クアトロポルテGTS(後輪駆動)の0-100km/hは4.7秒ですが、カイエンターボ(4WD)は4.1秒(スポーツクロノ仕様だと3.9秒!)です。
レヴァンテGTSは4WDになるはずですが、それでもカイエンターボほどに速くなるとは到底思えません。
レヴァンテは空力的にもカイエンターボに比べ不利だと言われています。
もしマセラティが本気でカイエンターボを打ち負かしたいのならば、エンジンのパワーアップは必須です。
よって3.8リッター・V8ツインターボにさらなるチューニングが施される可能性は高いと言えるでしょう。
レヴァンテGTSの価格・発売時期
発売は2018年になる予定です。
レヴァンテSの日本価格は1279万円ですから、レヴァンテGTSがそれ以上の価格になることは確実でしょう。
英国では3000ポンド(45万円)以上の上乗せが確実視されているようですから、日本でも同様の価格設定になると思われます。
このページの画像の出典・参考サイト
Source: Maserati Levante GTS spotted testing with Ferrari V8 | autoexpress.co.uk
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。