デイリーF1ニュース(2017年11月13日)アロンソ「トロロッソ・ホンダが心配だ」

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • アロンソ「トロロッソ・ホンダが心配だ」
  • ニキ・ラウダ、F1の新規則を徹底批判
  • F1関係者を狙った強盗がブラジルで多発

それではご覧ください。


アロンソ「トロロッソ・ホンダが心配だ」

来季からホンダ製のパワーユニット(PU)を積むことになるトロロッソを、フェルナンド・アロンソが心配しています。
ホンダのパワーが無さすぎるので心配なのだそうです。

アロンソはブラジルGPにおいて、ホンダPUの最高速が、他のPUに対して40〜50km/hも遅れていたように思えると述べています。

それが事実だとしても問題ですが、嘘なのですからやはり問題です。
スピードトラップの速度を見ると、アロンソの最高速が325.3km/hだったのに対し、アロンソと順位を争っていたフェリペ・マッサの最高速は323.1km/hと、ほぼ同等でした。
ホンダPUがパワー不足だと言うのは、彼の思い込み(もしくは政治的発言)にすぎないのです。

Source: Alonso: Honda’s lack of power “worrying for Toro Rosso" | motorsport.com

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ニキ・ラウダ、F1の新規則を徹底批判

メルセデスAMG F1のノン・エグゼクティブ・チェアマンを務めるニキ・ラウダが、リバティ・メディアのF1改革案をこき下ろしています。

「私は心配している」とラウダは言います。「アメリカのオーナーには、F1が何であるかを理解する時間が必要だが、それは期限切れに近づきつつある」

「FIAやチェイス・キャリー(F1 CEO)、ロス・ブラウン(F1モータースポーツ・ディレクター)は、パフォーマンスのレベルを揃える必要があると繰り返しているが、F1のDNAは逆だ」

グランプリをもっと魅力的にするために、週末ごとに異なる優勝者が必要だと思うならば、あなたは愚か者だ。F1は競争なんだ。車の開発は、ドライバーの勇気と同様に重要な基盤の1つだ」

「問題の核心は他にもある。次(2021年以降)からは1年間に7000万ユーロのコスト増となり、収入は減少する。われわれはどこに行けば良い? より多くのマネーを生み出すアイデアが無ければならないが、まだそれを目にしたことはない」

F1側は面白いレースを視聴者に提供することで収益をあげようとしているのですが、自動車メーカーからするとコストが増えるだけでメリットがありません。
多額の投資に見合う結果を自動車メーカーは求めているのですから、勝者がころころと変わるのは問題なのです。

Source: Lauda slams Liberty’s vision for F1 | pitpass.com

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F1関係者を狙った強盗がブラジルで多発

インテルラゴス・サーキット周辺は治安が悪いことで有名ですが、今年は特にF1関係者が狙われているようです。

被害に遭ったのは、メルセデスフェラーリウィリアムズピレリのスタッフたちです。
彼らは銃で脅され、金品を奪われました。

とくにメルセデスのスタッフは銃撃されたということで、一歩間違えれば大惨事になっていたかもしれません。

インテルラゴス周辺では、F1関係者が強盗被害に遭うという事件がこれまでにもありましたが、銃撃を受けたのは今回が初めてです。

インテルラゴス・サーキットは現在売りに出されていますが、F1の開催契約は2020年まで残っています。
しかし安全を第一に考えるなら、これを見直す必要があるかもしれません。

Source: Pirelli staff targeted by thieves at Interlagos! | en.f1i.com

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前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年11月12日)フェルスタッペンがルノーエンジンの遅さを暴露

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