VW ポロGTI R5 フォルクスワーゲンがラリーに戻ってくる! ところで「R5」って何だ?

WRC,モータースポーツ

フォルクスワーゲン(VW)が、ポロGTI R5を公開しました。

今回は来季のWRC2を戦うことになる、VWの新型マシンについてお伝えします。


R5マシンとは?

R5マシンの代表格である、フォード・フィエスタR5

By Marc Strauch from Saarbrücken, Deutschland (Evans/Barritt (Ford Fiesta R5)) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

グループRはラリーカーのレギュレーションを定めたセットです。
RC1〜RC5とRGTという計6つのカテゴリーがあり、それらカテゴリーはさらにクラス分けされています。

R5クラスは、グループRRC2カテゴリーの属するクラスです。
RC1カテゴリーに属するWRカー直下のクラスとなります。

シトロエン・DS3 R5

By Lucas Martínez Farrapeira (S. Lefebvre – S. Prevot) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

エンジンは1.6リッターガソリンターボです。
32φのリストリクター(吸気制限装置)を装着しているため、出力はそれほど高くありません。

駆動方式は4WDです。
規定最低重量は、ドライバー+コ・ドライバー+スペアホイール1本を含む状態で1360kgとなっています。

シュコダ・ファビアR5

By Miloslav Rejha (Own work) [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

参戦できる選手権は、WRCのサポートシリーズとして行われるWRC2や、ヨーロッパ選手権のERCなどです。

R5マシンの価格は180,000ユーロに制限されているため、プライベーターでもエントリーしやすいカテゴリーとなっています。

R5マシンを供給しているメーカーは、フォード、シトロエン、シュコダの3社でしたが、新たにVWが加わることになりました。
しかしシュコダはVWグループなので、並行してマシンの供給が続けられるかは不明です。

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VW ポロGTI R5の概要

新型ポロがベース車両になっている。
いかにもラリーカーという外観。
WRカーと異なり、スポイラーは小さめだ。
テールランプは市販車の流用しているようだ。

1.6リッター・直列4気筒ガソリンターボは、272ps・400Nmを発生します。
リッターあたり馬力だと170psですから、かなりのハイチューンです。

組み合わさるトランスミッションは、レギュレーションで認められている5速シーケンシャルギアボックスとなります。
駆動方式はもちろん4WDです。

車重は1320kgということで、規定最低重量よりも軽く作られています。

0-100km/h加速は4.1秒です。
ポルシェ911カレラ4S(タイプ991.2)の0-100km/hが4.2秒ですから、ポロGTI R5の加速の凄さが窺い知れますね。

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