MANHART MHX6 Dirt2 BMW X6 Mをスーパー・オフローダーに改造!
BMW X6 Mは、SUVといえどもオンロードでのパフォーマンスを重視したクーペSUVですが、ドイツのチューナーMANHARTは、地球のどこへでも行けそうなオフローダーに変身させてしまいました。
今回はそんなMANHART MHX6 Dirt2の概要についてお伝えします。
MANHART MHX6 Dirt2の概要
エクステリア
クーペSUVの代表格であるX6 Mですが、高められた地上高や、ウインチやシュノーケル、リアハッチにくくりつけられたスペアタイヤなどの装備品によって、ラリーレイド用マシンみたいな外観になっています。
フェンダーがビス止めされているのも心憎い演出です。
車体が横転したときにルーフを保護できるよう、外部ロールバーもオプションで用意されています。
フロントを守るブラシバーも同様にオプションです。
どちらも迫力ある外観を生み出すのに一役買っていますね。
外部ロールバーの上部にはLEDの補助灯が装備されています。
昼夜兼行で走るオフロードレースの「BAJA 1000」などではおなじみの装備ですが、市販車に標準装備されるのはおそらく初めてのことでしょう。
シャシー
車高を高くするために、KW(カーヴェ)のサスペンションが装着されています。
ブレーキもMANHARTオリジナルのものに交換・強化されています。
21インチのホイールには、305/40のBFグッドリッジタイヤが装着されています。
また、オプションで下回りを保護するためのアンダーパネルも装着可能です。
エンジン
ノーマルのX6 Mは575ps・750Nmですが、MHX6 Dirt2は900ps・1200Nmにまでパワーとトルクがアップしています。
ピストン、コンロッド、ターボが変更されているそうです。
強大なパワーとトルクに対応すべく、ギアボックスとリアアクスルも強化されています。
冷却系も改善されているので、暑い地域での使用にも支障はありません。
MHX6 Dirt2の価格・発売時期
5台のみの生産であるため、価格も395,000ユーロと高額です。
中東の富裕層をターゲットにしているそうなので、この金額でも多分すぐに完売すると思います。
1台ずつのカスタムメイドなので、注文から納車までには6〜8ヶ月ほどかかるのだとか。
おそらく受注はすでに始まっていると思いますが、日本から購入するのは難しいかもしれません。
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