デイリーF1ニュース(2018年2月3日) ホーナー「ルールを早く決めるのが最善」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ホーナー「ルールを早く決めるのが最善」
- ドメニカリ「アロンソの挑戦は才能を証明するため」
- フェラーリが記録的な販売台数
それではご覧ください。
ホーナー「ルールを早く決めるのが最善」
2021年からのエンジンルールに関して揉めているF1界ですが、レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、リバティ・メディアやFIAが、さっさとルールを決めてしまうべきだと考えています。
「私はリバティとFIAが一連のルールを作り、『F1にサインアップするのか? しないのか?』と言わなければならないと思う」とホーナー。「各チームはレースに出たいかどうかを決めればいい」
「(エンジンルールの提案に関して)完全にハッピーだと言ったら嘘になるだろう。理想としてV10やV12など、自然吸気エンジンのエキゾーストノートが好きだったからだ」
「しかし彼ら(リバティやFIA)の選んだエンジンルールの背後にある理由は理解できる」
「彼らはエンジンのコストを抑え、性能とノイズに責任を持とうとしている。F1にあるべきエンジン像のチェックボックスのすべてに印を付けたといえる」
アストンマーチンのF1参入に期待しているレッドブルとしては、新しいエンジンルール案に反対する理由はありません。
さっさと決めてしまえ! といいたくなるのは当然ですね。
Source : Horner tells F1 to give teams an ultimatum | racer.com
ドメニカリ「アロンソの挑戦は才能を証明するため」
かつてはスクーデリア・フェラーリを率い、今はランボルギーニのCEOを務めているステファノ・ドメニカリは、フェルナンド・アロンソがインディ500やル・マン24時間などのレースに挑戦するのは、「才能を証明するため」だと考えているようです。
「フェルナンドはチームが困難な時期にあるため、F1以外に挑戦の場を探している」と、以前はアロンソの上司だったドメニカリは分析します。
「彼は現在でも引き続き世界最高のドライバーの一人であることを証明するために、スキルを披露したいのだ」
「誰がより強いかって? ハミルトン? 評価するのは難しい。誰かは予選が(アロンソよりも)良く、誰かはレースが、そして誰かは心理的にに優れている」
「今日のトップ3ドライバーは、アロンソ、ハミルトン、ベッテルだ。彼らの差は小さく、その差は彼らのドライブする車に依存している」
今年からマクラーレンはルノーエンジンにスイッチし、優勝争いを繰り広げると主張しているのですが、それでもF1の外に才能を証明する場を求めなければならないのでしょうか?
ドメニカリの話とは矛盾があるように見受けられます。
矛盾が無いとすれば、アロンソ自身は今年のマクラーレンに大して期待していないということになりますが……。
Source: Alonso needs outside challenges to prove his mettle – Domenicali | en.f1i.com
フェラーリが記録的な販売台数
フェラーリの2017年の販売台数は、8398台でした。
販売台数は前年比4.8%増で、売上高は34億1700万ユーロ(約4690億円)、営業利益は5億3700万ユーロ(約737億円)となっています。
売上高営業利益率は15.7%と、ITや金融関連企業のような高収益体質です。
フェラーリは「希少性」を維持するため、販売台数をあまり増やさない戦略を取ってきましたが、ルカ・ディ・モンテゼモロ会長の時代から徐々に販売台数は増え続け、最近では8000台前後で推移しています。
フェラーリは新型SUVやEV開発中だと専らの噂です。
今後も収益を伸ばしていくことでしょう。
Source : Ferrari’s profits soar after record-breaking year | en.f1i.com
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