デイリーF1ニュース(2018年2月4日) ルノー「トップチームの85%の予算で勝つ」

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • ルノー「トップチームの85%の予算で勝つ」
  • ストロールとマッサ、食い違う2人の証言
  • フォーミュラE第4戦チリ・サンチャゴの結果

それではご覧ください。


ルノー「トップチームの85%の予算で勝つ」

ワークス復帰後のルノーはビッグ3(メルセデスフェラーリレッドブル)に追いつくべく、チームスタッフを増員してきました。
現在では750人規模となっているそうです。

しかしルノーのマネージング・ディレクターであるシリル・アビテブールは、トップチームと同規模の予算にするつもりはないようです。

「基本的に、自分自身を含め、われわれのチーム全員に課せられている挑戦は、トップチームの85%のリソースで勝負できるようにすることだ」とアビテブール。

「予算の面だけでなく、人員面でも同様だ。メルセデスやレッドブルと合わせようとしているわけではない」

「私はより効率的な方法でやろうとしている。そしてそれは、ルノーがF1で常にやってきたことだ。F1は軍拡競争ではない」

当時最大の予算と規模を誇ったにも関わらず、1勝もできなかったトヨタという例がありますから、効率的なリソースの使い方というのは重要です。
しかしビッグ3が非効率的かと言えば、実際にはそんなことはないわけですから、一筋縄ではいかないと思います。

Source: Renault aims to beat top F1 teams at “85% capacity" | motorsport.com

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ストロールとマッサ、食い違う2人の証言

フェリペ・マッサは、自分とランス・ストロールの関係が、かつてのミハエル・シューマッハーと自分の関係にそっくりだったと認識しているようです。

「ミハエルは常に僕の先生だったし、師匠だった」とマッサ。「僕は彼に尋ねることを恐れなかった。僕は彼から得られるすべてを尋ねていたんだ」

そしてそのような関係が、ストロールとマッサの間にもあると語っています。

「僕は彼(ストロール)をたくさん助けた。僕が見てきた全てのことを、彼に伝えようとしてきたし、そうしている。僕らはとてもうまくやっているし、僕ができることの全てを伝えているつもりだ」

ところがストロール側の認識は異なっています。

「去年、僕は彼(マッサ)から指導を受けたとは思ってない。全くね」

「彼は一般的なチームメイトだった。彼は速く走ろうとすることにいそがしかったし、僕もそうだった。それだけ。それ以上のことはないよ」

どちらの証言が正しいのかはわかりませんが、こういうすれ違いはなんだか寂しい感じがしますね。

Source 1: Lance Stroll: I got no guidance from Felipe Massa in 2017 F1 season | autosport.com

Source 2: 【F1】マッサ「ストロールとの関係は”シューマッハー時代”のようだ」 | jp.motorsport.com

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フォーミュラE第4戦チリ・サンチャゴの結果

チリの首都サンチャゴで行われたフォーミュラEの第4戦で、テチータジャン・エリック・ベルニュが優勝しました。
そして2位にはチームメイトのアンドレ・ロッテラーが入り、テチータの1-2フィニッシュとなったのです。

ベルニュはトロロッソで3シーズン(2012-2014)を過ごした後、フェラーリのテストドライバーを経てフォーミュラEに参戦。
テチータに移籍した昨年の最終戦モントリオールで初優勝を飾り、今回の勝利は自身2勝目となります。
テチータの水が合っているのでしょう。

これでベルニュはポイントリーダー(78ポイント)に浮上。
ランキング2位のフェリックス・ローゼンクビスト(マヒンドラ)は、5ポイント差でベルニュを追っています。

Source : Vergne fends off Lotterer to deliver a Techeetah 1-2 in Santiago | en.f1i.com

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