リスター ストームⅡ 往年の名車がハイパーカーになって復活!?
先日ジャガー・Fタイプのコンプリートカー「リスター・サンダー」を発表したリスターですが、次はオリジナルの新型モデルを計画しています。
かつてサーキットを暴れまわった「ストーム」の後継機ということで、新型は「ストームⅡ」という名前になりそうです。
このストームⅡは、マクラーレンのライバルとして開発されるハイパーカーで、途方もないパフォーマンスを与えられるのだとか。
今回はリスター・ストームⅡの概要についてお伝えします。
リスター・ストームⅡの概要
リスターはストームⅡを開発すべく、投資家への呼びかけを開始しているそうです。
エンジン
初代ストームには7.0リッターのジャガー製V型12気筒が搭載されていましたが、ストームⅡには7.8リッター・V型12気筒スーパーチャージドエンジンが採用される可能性が高いです。
最高出力は1000ps以上という凄まじいものになるでしょう。
リスターはストームⅡの0-60mph(0-96km/h)タイムを3秒以下にすることを目標にしています。
最高速は402km/hとなりそうです。
ストームⅡはロードカー仕様とレーシングカー仕様の2つが開発されると言われているので、後者のスペックは上記のものを超えるかもしれません。
価格・発売時期
発売時期はまだ不明です。
もしかすると完成すらしないかもしれません。
資金調達が上手く行けば良いのですが。
リスターはストームⅡをおそらく6台程度しか生産しないと見られています。
そのため価格も200万ポンド(1ポンド=150円換算だと3億円!)以上という高額になりそうです。
ハイパーカーの分野はケーニグセグやパガーニなど、一部の小規模メーカーしかプレーヤーがいませんでしたが、近年ではメルセデスAMGやレッドブル-アストンマーチン、マクラーレンなども参入したため、今後は競争が激しくなることが予想されます。
立ち直りつつあるリスターですが、今後の道のりは険しいものになるでしょう。