デイリーF1ニュース(2018年12月22日)ホンダ「2018年最大の変化はコミュニケーション」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。
- ホンダ「2018年最大の変化はコミュニケーション」
- F1の観客動員数が増加
- デンマークはF1デンマークはF1開催を諦めない
それではご覧ください。
ホンダ「2018年最大の変化はコミュニケーション」
ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は、2018年に起きた最大の変化は、チームとのコミュニケーションだと語っています。
「(マクラーレンと比較して)トロロッソに変わって最大の変化は、以前と比べてチームとのコミュニケーションがかなり良くなったことだ」
「その結果、技術面でシャシーとパワーユニット間のつながりが改善された」
「エンジン自体に関しては、信頼性とパフォーマンスの向上が見られた。スペック2とスペック3を持っていて、パフォーマンスは徐々に改善されていった。それは来年への良い準備になったよ」
「今年の初めにはいくつかのトラブルを抱えていた。信頼性の問題、そして開発の遅れがあったものの、最終的には信頼性とパフォーマンスの両方が向上した」
「重要なポイントは、カナダでのレースパフォーマンスだった。我々が一定のレベルに前進することができたとを証明できたので、レッドブルからの信頼を得ることができた」
「その後も、そのような環境を続けることができた。レッドブルもそれを見ていた。関係は非常に安定しており、良い関係にあると我々は信じている」
「来年のプログラムを予定通りに達成または完成させることができれば、我々はレッドブルと良好な関係と結果を築くことができる」
レッドブルは提携先としてはこれ以上無い相手なので、ホンダの来年のパワーユニットが成功することを祈りたいですね。
Source: Communication Honda’s big F1 change with Toro Rosso after McLaren – autosport.com
F1の観客動員数が増加
F1の観客動員数が増加しました。
2018年は21レースで合計409.3万人を集めたそうです。
最も観客を集めたのはイギリスGP(34万人)でした。
以下メキシコ(33.4万人)、オーストラリア(29.5万人)と続きます。
レースデイ(日曜日)に限定すると、21レースの合計は約170万人でした。
こちらもやはりイギリスGP(14万人)とメキシコGP(13.5万人)が1-2フィニッシュです。
観客の増加率で見ると、アゼルバイジャンGP(+29.1%)、オーストリアGP(+27.6%)、日本GP(+20.4%)がトップ3でした。
ここ最近の日本GPは観客動員数が減り続けてきましたが、ようやく下げ止まったようです。
レッドブル・ホンダが活躍すれば、来季は観客動員数のV字回復もあり得るかもしれません。
Source: Over 4m spectators attended F1 races in 2018 – pitpass.com
デンマークはF1デンマークはF1開催を諦めない
ケビン・マグヌッセンの活躍により、F1開催の機運が高まっていたデンマークですが、コペンハーゲンでのF1開催は白紙になってしまいました。
プロモーションを手がけていた会社が解散してしまったからです。
しかしデンマークGP開催の音頭を取るヘルゲ・サンダーは、まだ諦めていません。
「F1に関する前向きな反応は、自然と他の自治体の反応を生じさせた」とサンダー。
「十分に興味深いプロジェクトがデンマークの他の場所に出現するならば、そして関連する実際的で持続可能な経済的条件が満たされるならば、当然それは試みられるべきである」
「我々はコペンハーゲン市長の発表にショックを受けた。しかし、コペンハーゲンでF1開催はできないのだと、すぐに受け入れなければならなかった。たとえ市長の発表以来ほぼ毎日ポジティブなメッセージを受け取っているとしても、だ」
暗礁に乗り上げてしまったデンマークGPプロジェクトですが、実現する日は果たして来るのでしょうか。
Source: Denmark still believes in F1 despite Copenhagen’s withdrawal – f1i.com
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