デイリーF1ニュース(2018年3月23日) オーストラリアGP FP1・FP2の結果
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- オーストラリアGP FP1・FP2の結果
- アロンソ「われわれはますます良くなった」
- フォース・インディア、チーム名変更を保留
それではご覧ください。
オーストラリアGP FP1・FP2の結果
2018年のF1が開幕しました。
FP1・FP2ともメルセデスのルイス・ハミルトンが最速タイムを記録しています。
トロロッソ・ホンダは、FP1でこそピエール・ガスリーが11番手につけていたものの、FP2では2台揃って16位・17位と下位に沈んでいます。
ガスリーは走行中にブレーキの問題を訴えていたので、そのせいでタイムが伸びなかったのかもしれません。
ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターによると、予定していたプログラムはほぼ全て完了できたそうですが、タイム的には不満が残る結果となってしまいました。
パワーが重要なアルバートパーク・サーキットでは、ホンダエンジンの競争力がまだまだ足りないのかもしれません。
しかし明日は雨の予報が出ているので、トロロッソが劣勢を跳ね返すチャンスもあるでしょう。
アロンソ「われわれはますます良くなった」
FP1で排気トラブルに見舞われたマクラーレンのフェルナンド・アロンソでしたが、それによる損失はないと主張しています。
「FP1では排気の問題を抱えて、少し時間が無かった」とアロンソ。「しかしFP2で全てを取り戻すことができた。今はあらゆることを分析し、明日のために最高のパッケージを作り上げたい」
トラブルこそあったものの、ニューマシンMCL33のスピードは、どうやらビッグ3に次ぐレベルにあるようです。
「論理的に見て、われわれはますます良くなっている」
われわれはパワーユニットを含む基礎的な変更を行った唯一のチームだ。だからわれわれはもっと良くなるだろう。しかしここ(メルボルン)でも初日から競争力があることを願っている」
マクラーレンはレース距離を走りきれるかどうかが課題です。
日曜日の決勝はドライ路面でのレースになりそうなので、信頼性が鍵となります。
Source : Exhaust problem in practice was no setback – Alonso | racefans.net
フォース・インディア、チーム名変更を保留
世界中から投資を集めるべく、チーム名の変更を予定していたフォース・インディアですが、今年に関しては名前を変えずにいくようです。
「株主の意思決定が必要だ。彼らの承諾を得るために時間を取っている」と語るのは、フォース・インディアのボブ・ファーンリーです。
「株主がチームをどの方向に導きたいのか、どのようにポジショニングしたいのかを決めなければならない。5分間で決めることではない」
「フォース・インディアは発足時にこそ明確なブランド目標を持っていたものの、現在はF1の範囲内のブランドとして認識されている」
「だから未来のために何をしているかについては、厳密に測定され、よく考えられなければならない」
オーナーのビジェイ・マリヤがチームの売却を検討していると噂されているフォース・インディア。
チーム名の変更が遅れているのも、そこらへんが影響しているのかもしれません。
チームが売却されるかもしれないということで、フォース・インディアからは人材が流出しているともいわれています。
せっかく2年連続でコンストラクターズランキング4位の座を獲得したのですから、チーム体制を何とか安定させて欲しいですね。
Source: Force India puts name change plans on hold for 2018 | en.f1i.com
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