デイリーF1ニュース(2018年5月3日)メルセデスとハミルトンの契約交渉に遅れ

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • メルセデスとハミルトンの契約交渉に遅れ
  • マイアミのストリートでF1開催?
  • ザウバーのテクニカル・ディレクターがチームを離脱

それではご覧ください。


メルセデスとハミルトンの契約交渉に遅れ

今年限りでメルセデスとの契約が切れるルイス・ハミルトンですが、今だ契約延長には至っていません。
大筋では合意し、契約締結間近だとシーズンインの前から言われていたのですが、なぜここまで遅れているのでしょうか?

「われわれは数日ないし数週間は(契約についての)話をしていない」と語るのは、メルセデスAMG F1を率いるトト・ヴォルフです。「なぜならチームと並行してわれわれの交渉を進めるのは、かなり厳しいからだ」

「われわれの全ての優先事項は、契約更新に集中している」

「今後に向けて互いに期待するところが、非常に良く合致している。あとは交渉する時間を見つけるだけだ」

開幕前ならメルセデス一択だったと思いますが、マシンパフォーマンスでフェラーリに遅れを取っている現状だと、ハミルトンとしてはもう少し見極めたいと感じているかもしれませんね。

Source :Wolff: Mercedes struggles delaying Hamilton contract talks | en.f1i.com

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マイアミのストリートでF1開催?

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2015年にマイアミで行われたフォーミュラE

アメリカのフロリダ州マイアミで、F1が開催されるかもしれません。
ダウンタウンに設置したストリートコースを利用し、早ければ2019年10月から開催される可能性があります。

あとはマイアミ市の委員会で、F1の開催案を可決するだけです。
レース契約は2019年から2028年までの10年間が提案されています。

F1のライセンシング部門は、昨年11月に「Formula 1 Miami Grand Prix」「Formula 1 Grand Prix of Miami」という2つの商標を、WIPO(世界知的所有権機関)に出願しました。
リバティ・メディアはF1買収後のかなり早い段階から、マイアミでのGP開催に向けて動いていたことになります。

マイアミのダウンタウンは、かつてフォーミュラE(FE)で使用されたことがありますが、結局1度しか開催されませんでした。
立地が悪くて物流上の問題があったために、ダウンタウンでのFE開催は、イベントとして失敗だったようです。
F1が同じ轍を踏むことは無いと思いますが、FEの前例は少し気になりますね。

Source: Fresh push for multi-year Miami Formula 1 deal | motorsport.com

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ザウバーのテクニカル・ディレクターがチームを離脱

ザウバーで2016年後半からテクニカル・ディレクターを務めていたヨルグ・ザンダーが、5月2日にチームから離脱しました。

ザンダーは2016年まで、WEC(世界耐久選手権)アウディでテクニカル・ディレクターの職に就いていました。
それ以前にはブラウンGPやホンダF1、BMWザウバー、BARホンダ、トヨタでも働いていたことがあります。

ザンダーの離職理由については明らかになっていません。
後任についても発表されませんでした。
組織再編が完了するまではCEOであるフレデリック・ヴァスールの指揮の下、各部門長と既存のプロジェクトリーダーが引き続きザウバー・C37の開発にあたるとしています。

ザンダーが自らチームを離れたのか、それともチームから追放されたのかはわかりません。
成績不振の責任でも取らされたのでしょうか。

Source: ZANDER DEPARTS SAUBER WITH IMMEDIATE EFFECT | grandprix247.com

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