デイリーF1ニュース(2018年10月22日)オコンとマグヌッセンが失格処分に

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本日のニュースは以下の3本です。

  • アメリカGP 決勝の結果
  • オコンとマグヌッセンが失格処分に
  • グロージャン、次戦は3グリッド降格

それではご覧ください。


アメリカGP 決勝の結果

決勝の結果(クリックで拡大)

2018年のアメリカGPは、フェラーリキミ・ライコネンが制しました。
ライコネンの優勝は、実に113戦ぶりのことです。

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がグリッド降格となったことで、2番グリッドからのスタートとなったライコネンは、スタートでポール・ポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)をかわすと、ウルトラソフトタイヤのスピードを活かして、後続との距離を拡げていきました。
ソフトタイヤスタートのハミルトンは、ライコネンについていけません。

ベッテルは1周目にダニエル・リカルド(レッドブル)と接触してスピン。
自身のミスにより、またもや後方からの追い上げを強いられる展開となってしまいました。

またもやミスを犯したベッテル。

ライコネンに追いつけないハミルトンは、11周目という早いタイミングでピットインを敢行。
スーパーソフトに交換してライコネンを追撃、20周目にはライコネンを捉えサイド・バイ・サイドの攻防に持ち込んだものの、オーバーテイクは叶いませんでした。

そのライコネンも21周目にピットイン。ハミルトンの後方で復帰します。
しかし追うハミルトンはリアタイヤにブリスターが発生したためにもう1度ピットインしなければならず、トップは再びライコネンに。
ハミルトンはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)バルテリ・ボッタス(メルセデス)の先行を許し、4位に後退してしまいました。
その後ボッタスが譲る形で、ハミルトンは3位に浮上します。

終盤にはトップ3の差がかなり縮まりましたが、ライコネンは見事ポジションを守りきりそのままトップチェッカー。
ベッテルが4位に入ったため、ハミルトンのタイトル決定は次戦に持ち越しとなりました。

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オコンとマグヌッセンが失格処分に

エステバン・オコン(フォース・インディア)ケビン・マグヌッセン(ハース)の両名は、アメリカGPのリザルトから除外されました。

オコンは決勝オープニングラップでの燃料流量が、許容される100kg/hourを超えていたためです。
マグヌッセンはレース中に消費された燃料の量が、規定の105kgを超えていました。

オコンは8位、マグヌッセンは9位だったので、11位フィニッシュだったブレンドン・ハートレー(トロロッソ)が9位に、12位だったマーカス・エリクソン(ザウバー)が10位に入り、ポイントを獲得しています。

Source: Ocon and Magnussen excluded from US Grand Prix results! – f1i.com

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グロージャン、次戦は3グリッド降格

ロマン・グロージャン(ハース)は、1周目にシャルル・ルクレール(ザウバー)と接触したことでペナルティを科せられ、次戦3グリッド降格+1ペナルティポイント追加の処分となりました。

今回のペナルティポイントにより、グロージャンの累積ペナルティポイント(直近12ヶ月の合計)は10となっています。
よって出場停止処分まで、あと2ポイントです。

「多くのアクションが続いていた。私はシャルルやエステバンと戦っていた」とグロージャン。「ターン12で、私は早めにブレーキを踏んだ。なぜなら彼らの後ろにいたからだ」

「私はリスクを冒したいとは思っていなかったが、ダーティー・エアーの中で車を止めることができず、終わってしまった」

「私はできる限り接触を避けようとしたが、シャルルはコーナーを上手く脱出しようとしており、彼に当たってしまった」

「シャルルには申し訳なく思っているし、チームのことを思うとフラストレーションを感じている。ここは私たちのホームレースなので、うまくやりたいと思っていた。素晴らしい午後ではなかった」

Source: Mercedes ready to use team orders to secure Hamilton’s title – racefans.net

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