デイリーF1ニュース(2018年10月23日)バンドーンはチームに溶け込めなかったのか
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース。
本日のニュースは以下の3本です。
- バンドーンはチームに溶け込めなかったのか
- ヴォルフ「オコンには2020年に良い車を用意すると約束する」
- 日産e.dams「アルボン移籍の話題は非常に不愉快」
それではご覧ください。
バンドーンはチームに溶け込めなかったのか
「彼がチームに溶け込んでいたか? いや、そうは言えない」と、マクラーレンのザク・ブラウンは、ストフェル・バンドーンをそう評します。
「彼はとても、とても、とてもナイスガイだ。だがおそらく、彼はもう少し我々と積極的に接するべきだった」
「フェルナンド(アロンソ)は車に関して気に入らないことがあれば、声を上げることを躊躇わない。おそらくストフェルにとって、この環境においてそうすることは難しかったのだと思う」
一方、チームメイトのアロンソは、バンドーンの境遇を擁護しています。
「ストフェルにとってこのタイミングでマクラーレンに加入したことは不幸だった」とアロンソ。「彼は車と一緒に、この2年間を捨ててしまった」
「彼が環境を変えるのは良いことだと思う。彼はあらゆるカテゴリーで勝ってきたが、F1はマシンの弱点を克服するのにドライバーの才能だけでは不十分な、唯一のモーターレーシングだ」
遠慮がちで控えめなタイプが、やはりF1でやっていくのは難しいようです。
他人を押しのけるくらいの我の強さが無いと、チームに要求を通すこともできないのでしょう。
Brown: 'Vandoorne should have been more aggressive with us’ – f1i.com
ヴォルフ「オコンには2020年に良い車を用意すると約束する」
シート喪失の危機に瀕しているエステバン・オコンについて、彼の上司であるトト・ヴォルフは、プランBの検討を始めています。
「我々はエステバンのプランBに備えている」とヴォルフ。「私が保証できることの1つは、エステバンに興味を持っている多くのチームがあるので、彼は2020年に良い車に乗れるだろうということだ」
とはいえ、ウィリアムズにはまだ1つシートが残っています。
「ウィリアムズは、彼らがチームのために最善のドライバーだと思える決断をする必要がある」
「(候補者は)エステバンだけではない。ロバート(クビサ)や他の人がいて、その全員がチャンスに値する。ウィリアムズは彼らの選択をする」
オコンのウィリアムズ入りは、少し厳しいのかもしれません。
来年はテストドライバーですかね……残念ですが。
Source: “I guarantee Ocon will be in a good car in 2020” – Wolff – racefans.net
日産e.dams「アルボン移籍の話題は非常に不愉快」
12月から日産のドライバーとしてフォーミュラEに参戦する予定だったアレクサンダー・アルボンですが、日産との契約を解除してトロロッソ入りするのではないかと言われています。
「日産とDAMSは、非常に不満を抱いている」と語るのは、DAMSのボスであるジャン・ポール・ドリオです。
「DAMSに関する限り、F2については、財務面でアレクサンダー・アルボンのレースを支援するために、多くのことを行ってきた」
「我々は彼に良い車を与えた。なぜなら彼は1年前にARTグランプリに所属しており、そのとき彼は全く活躍できなかったからだ。我々は彼が非常に速いことを実証しました。私は彼の速さを決して疑わなかった」
「我々は彼を3年契約で連れてきたのに、彼は突然出ていった。なぜなら我々は彼に多くの手を差し伸べて、彼の想像を豊かにしてしまったからだ」
「トロロッソはドクター・ヘルムート・マルコと一緒に、アルボンを獲得したいと言ってきた」
「目の不自由な人に『望みは何か?』と尋ねれば、答え明らかだろう。いつも夢見ていたF1ドライバーになることを彼に話したときも、やはり答えは明らかだ」
トロロッソの残り1つのシートは、アルボンでほぼ確定のようですね。
あとは正式発表を待つだけでしょう。
Source: Nissan “Very Unhappy” About Formula E Driver’s Bid To Leave – insideevs.com
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