デイリーF1ニュース(2018年12月26日)ウェバー「ルノーに移籍するリカルドが心配」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の3本です。
- ウェバー「ルノーに移籍するリカルドが心配」
- フェルスタッペン「父はとても厳しかった」
- ラッセル「クビサのチームメイトになれて嬉しい」
それではご覧ください。
ウェバー「ルノーに移籍するリカルドが心配」
元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、同郷のダニエル・リカルドが、ルノーへの移籍を決めたことを心配していると、地元オーストラリアのラジオに出演した際に語りました。
「我々は皆、それについて少し心配していると思う」とウェバー。
「業界人は、彼がレッドブルに残ることを選ぶと思っていた。私はまだ、まあまあレッドブルに近い。私はダニエルと時々ディナーを共にする。彼は私のポジションがどこにあるか知っているが、彼の意思は変わらなかった」
「私は彼に、レッドブルに残ることを選んでほしかった」
「資金と支援があって、そのうえホンダがやってきても、来年から彼ら(レッドブル)が信じられないほど強力になるとは思わない」
「しかし2020年には、再び彼らがかなり特別なチームになる可能性があると思う」
「レッドブルが来年達成する結果を彼(リカルド)が得るのは、控えめに言っても難しいだろう」
「ルノーは……予算制限やスタッフの人数制限を望んでいる。彼らはスポーツの平等性を得るために、あらゆる種類の給料を減らしたいと思っている」
「ドライバーとして加入したばかりなのに、チームがそのような立場を取っていたら、それは懸念材料だよ」
予算制限に大手を振って賛成しているのは、マクラーレンくらいなものです。
現状でも優位な立場にいるフェラーリやメルセデスは反対しています。
ワークス・チームであるルノーが予算制限に賛成しているのは、これ以上お金を投じるつもりがないことの裏返しですから、ウェバーが心配するのも当然でしょう。
Source: Webber: 'I think we’re all a bit concerned about it’ – f1i.com
フェルスタッペン「父はとても厳しかった」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、父親で元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンについて語っています。
「僕の人生の全ての期間を、父と一緒に働いてきた。そして彼はとても厳しかった」
「結局のところ、それは良いことだった。それで僕をF1へと引き上げてくれたのだから。もちろん、レッドブルやヘルムート(マルコ)のサポートもあったけどね」
「しかし批判的なままでいなければならない。(ドライビングミスのあった)中国とモナコの週末の後は、それが必要だった。僕と父はそれについて話し合った。これらはあってはならないことだが、時にはそれをくぐり抜けて強くなる必要もある」
中国GPではベッテルと接触しペナルティを受け、モナコGPではFP3でクラッシュして予選に出走できないなど、前半戦はミスが続いていたフェルスタッペンでしたが、シーズン後半は週末を通じて完璧な走りをするようになりました。
批判にもめげずに成長できたのは、やはり父親の存在が大きいのでしょうね。
Source: VERSTAPPEN: MY DAD BEING TOUGH ON ME BROUGHT ME TO F1 – grandprix247.com
ラッセル「クビサのチームメイトになれて嬉しい」
ウィリアムズのジョージ・ラッセルは、ロバート・クビサのチームメイトになれたことを喜んでいます。
実力を証明するチャンスだからです。
「ロバートとチームメイトになれた本当に興奮しています」とラッセル。「彼の才能については、疑う余地がないと思っています」
「彼は非常にやる気があり、車の技術的な面について豊富な知識を持っています。そしてウィリアムズにとって厳しい年となった2018年について、明らかに隠し事は無いと思っています」
「彼の経験と、メルセデスでの私の経験と知識は、チームに大きなものをもたらすと思います」
「彼はサーキットから離れても素晴らしい人物です。彼はエンジニアリング面で非常に精通しており、そのスピードと才能は疑いようがありません」
「私はロバートのようなチームメイトに対抗して、私の能力を証明したいと本当に願っていました」
ラッセルは見た目こそ優しそうですが、中身はやはりレーサーですね。
Source: Russell: I wanted Kubica as F1 teammate at Williams – crash.net
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