デイリーF1ニュース(2018年12月25日)ストロール「潜在能力を完全に発揮するには程遠い」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えする「デイリーF1ニュース」。
今日のニュースは以下の2本です。
- ストロール「潜在能力を完全に発揮するには程遠い」
- バンドーン「メルセデスのシミュレーター担当はエキサイティング」
それではご覧ください。
ストロール「潜在能力を完全に発揮するには程遠い」
デビューイヤーにして3位表彰台を獲得したランス・ストロールでしたが、2年目のシーズンはたったの6ポイント、ドライバーズランキング18位という結果に終わってしまいました。
「この2年間の評価を比較するのは、公平だと思わない」とストロール。「今年は困難を取り除くためのシーズンだった」
「我々はごく僅かなポイントを獲得したが、私がポイントを獲得した数回は大きなハイライトだった。なぜなら我々は、我々の周囲の速い車をやっつけたからだ」
「予選も同じで、私はタイムを削り取ってQ2に入り、モンツァではQ3に入った。それはパフォーマンスが本当に貧弱だったので、本当に大きな成果だった」
「結局のところ、私は1年前よりも今日の自分が、より完全なドライバーであると信じている。しかし、私はパッケージのせいでそれを実証することができなかったと思う。それがこのスポーツの性質であり、そういうわけで数年間は、ドライバーとしてそれを受け入れなければならない」
「私はF1の経験を積むとともに、エンジニアと一緒に時間をかけて非常に多くを学んだ。タイヤ、レース、予選など、F1に関する私の知識を広げた。運転する時間で多くを学んだものの、それを成し遂げるには程遠い」
「私はちょうど20歳になった。そして、私はまだ潜在能力を完全に発揮するには程遠いと思っている。私は毎年それを少しずつ削っている。今年の冬は自分の弱点に取り組み、私の強みを作り上げるべく、熟考するつもりだ」
シミュレーターやシーズン後のアブダビテストでは、エステバン・オコンと同等だったというストロールですから、新天地で心機一転、結果を残してもらいたいですね。
Source: Stroll: I’m “very far from reaching my full potential” – racefans.net
バンドーン「メルセデスのシミュレーター担当はエキサイティング」
メルセデスのワークス・チームであるHWAのドライバーとして、フォーミュラEに参戦中のストフェル・バンドーンは、メルセデスF1のシミュレーターを担当することを「エキサイティング」だと評しています。
「私は彼らと関わっていくつもりだ」とバンドーン。
「F1の世界に参加し、ワールドチャンピオンと一緒に居ることは、私にとってもエキサイティングなことだ。それは非常に興味深い動きになると思う」
「そのうえ少し新鮮な環境があることは、私にとってエキサイティングだ」
ダニール・クビアトは、臥薪嘗胆で一年間マラネロのシミュレータードライバーを勤め、トロロッソへの復帰を決めました。
バンドーンにも復帰の目が無いとはいえません。
「将来何が起こるかはわからないので、F1に関わり続けるのは間違いなく良いことだ」
「私はメルセデスと関わり、彼らのために仕事をすることを考えている。私にできることを、彼らが正確に知っていることは良いことだ。そして我々は、ドライバー市場が将来どうなるかはわからない」
「今シーズンはちょっとクレイジーだったし、来シーズンどうなるか知っている人はいない。わかりにくいので、参加して何が起こるか備えておくのは良いことだ」
エステバン・オコンやジョージ・ラッセルがいるので、バンドーンがメルセデス系のチームからF1に復帰するのは難しいでしょう。
Source: Vandoorne 'excited’ by F1 simulator role with Mercedes – f1i.com
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