デイリーF1ニュース(2018年8月26日)ストロールをきっかけに「移籍の連鎖」が起こる!?
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース。
本日のニュースは以下の3本です。
- ベルギーGP 予選結果
- ストロールをきっかけに「移籍の連鎖」が起こる!?
- F1、ポルシェ919ハイブリッドevoのスパ記録を更新
それではご覧ください。
ベルギーGP 予選結果
ストロールをきっかけに「移籍の連鎖」が起こる!?
2019年シーズンのレーシング・ポイント・フォース・インディアのドライバーラインナップは、ランス・ストロールとセルジオ・ペレスで確定したと見られています。
前者に関しては、ランスの父であるローレンス・ストロールがチームオーナーになったわけですから、当然といえます。
後者に関しては、ベルギーGPの予選直後に、エステバン・オコンがセバスチャン・ベッテルと立ち話しているのを、テレビクルーに立ち聞きされて発覚しました。
オコンは「(ストロールに)シートを取られた」と語ったため、ベッテルはペレスについて言及しつつ、もう片方のシートについて尋ねたそうです。
するとオコンは「もう片方はお金を持ってきた」と、うっかり口を滑らせてしまいました。
これによりオコンのフォース・インディア離脱は確定的となったわけですが、問題はそのタイミングです。
ストロールは早ければ次のイタリアGPから、フォース・インディアのマシンに乗るのではないかと噂されています。
この場合オコンは、マクラーレンに移籍することになりそうです。
マクラーレンはストフェル・バンドーンのパフォーマンスに失望しているため、シーズン中に放出されるとすれば彼の方でしょう。
ではバンドーンがどこに行くかというと、なんとザウバーではないかと言われています。
ザウバーのチーム代表であるフレデリック・ヴァスールは、かつてARTグランプリの代表を務めており、バンドーンと共にGP2(現FIA F2)のタイトルを獲得したことがあります。
ザウバーからはマーカス・エリクソンが放出される見通しです。
彼はチームメイトでルーキーのシャルル・ルクレールに対し、パフォーマンスで見劣りするため、放出もやむなしでしょう。
ランス・ストロールが抜けるウィリアムズは、開発ドライバーのロバート・クビサを昇格させる見通しであるため、エリクソンはF1界から去る可能性が高そうです。
ランスの移籍をきっかけに、早ければ次のレースから、各チームの陣容が一気に塗り替えられるかもしれません。
Source: Stroll’s Force India switch to trigger moves for Ocon, Vandoorne, Kubica and Ericsson – racefans.net
F1、ポルシェ919ハイブリッドevoのスパ記録を更新
ポルシェがル・マンを制した919ハイブリッドを、タイムアタック用に改造したevoモデルで、スパ・フランコルシャン・サーキットのレコードタイムを塗り替えたのは、記憶に新しいところです。
919ハイブリッドevoが記録したタイムは、1分41秒770。
当時は「F1より速い!」と話題になっていました。
しかしベルギーGPの予選Q2において、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、ポルシェのレコードタイムを上回る1分41秒501を叩き出し、再びF1がスパ最速の座についたのです。
予選Q3では雨が降ったため、完全なドライコンディションならば、今のF1マシンはもう少し速いタイムを記録できるでしょう。
何にせよ、F1マシンの開発スピードの凄まじさが垣間見える出来事でした。
Source: F1 beats Porsche 919 Hybrid evo’s Spa record lap – racefans.net
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。